新潟が好きなんじゃない
数日前に自宅で唐揚げを作っていた時に飛んだ油が、右腕に立派なシミをつくりそうな亀山です。
しかも3箇所。油コワイ。
・・・
さて、今日は実は亀山は「新潟が好きなんじゃない」というテーマです。
「新潟面白く」とか「新潟のために」とか言ってるやん!
と、思われるかもしれませんが、実はちょっとちがうんですよねー。
今日はそこらへんをまとめてみようと思います。
どこで暮らすのかを考えてみると
「亀田生まれ亀田育ちの亀山です。」
これが私の名刺交換でよく使うフレーズ。
亀ってインパクトがあるなので、覚えてもらえやすいかなと思ってます。
このフレーズの通りで、今まで新潟から出たことはありません。
亀田西小→亀田西中→江南高校→新潟大学→新潟ケンベイ→クーネルワーク→独立
なので、学生時代もサラリーマン時代の、そして今も新潟で暮らしています。
で、結論をいうと、新潟が好きというわけではなくて、「地元のためにがんばってるおじさんがいてもいいんじゃない?」っていうスタンスなんです。
だから、山形に生まれてたら山形のために、群馬に生まれてたら群馬のために、沖縄に生まれてたら沖縄のために、なにかやってたと思います。
というのも、あるとき考えたんです。
どこで暮らすのが一番自分にとって良いのか。
「美味しいものがいっぱいある北海道かなー」
「あったかい沖縄かなー」
「でもまだ行ったこと無いところもいっぱいあるぞー」
「・・・」
「待てよ、日本には47都道府県あって、それぞれの地域の魅力を知ろうと思ったら春夏秋冬を知らないとだめ。ってことは、最低1年ずつはその地域で過ごさないと良さはわからない・・・。全国を知るには47年かかるやん!新潟を抜いても46年!」
それはさすがに無理〜。
ということに気づいたときに、「あ、もう俺は新潟で一生住み続けよう」って決めました。
どこで暮らすのかその人の自由だけど、自分にとってどの場所が合ってるかなんてわかりっこないし、「天気がいいから」とか「都心に近いから」という理由で地元を離れるのは亀山にとって、ダサいなって思ったんです。
知らない会社が経営しているタピオカ屋に並ぶよりかは、知り合いがやってるお茶屋さんに通いたいです。
大手企業が作った流行りものに乗っかるよりも、地元で受け継がれていく文化を自分で創っていきたいです。
小学校の文集の企画で、「ずっと新潟に居そうな人ランキング」に第1位に輝いたことを思い出します。
当時は、クラスの人達に田舎っぽいっていう印象を持たれているのかと思って、イヤな気分でしたが、今となっては「そうだわ!」って納得してます。
とことん新潟をしゃぶり尽くす
新潟に住み続けるなら、とことん新潟を楽しみたいなと。
将来自分の子供が生まれた時に、「新潟にはこんなにいいところがあってな〜」って語れるお父ちゃんになりたいなと。
それと、「もしかしたら、そんな父ちゃん母ちゃんがもっともっと増えたら、新潟で暮らしたい人たちが増えるかもしれない!」とも。
だから、新潟が大好きだというよりかは、生まれ育った新潟を誇れる父ちゃんになりたいから、新潟を好きになろうとしてるイメージ。
だって、まだまだ新潟のことだって知らないことばかり。
食べ物だって、まだまだ出会ってない美味しい食材、料理、お酒があるだろうし、見たことないプロダクト、景色、建物などなど。
現在、新潟しゃぶりつくし大作戦遂行中です。(#仲間求む)
意識としては、楽しむより愉しむ。
前のめりで味わっていくぜい。
きっと新潟には、「日本人で良かったー」がいっぱい
最近よく思うのですが、新潟の良さって「日本人で良かったー」って思える素晴らしいものがいっぱいあることだと思うです。
食べ物、伝統工芸品、アート、景色、建物、人。
だから、実は新潟県内だけでも十分日本の魅力を満喫できるんじゃないかと。
食べ物はその最たるもので、海、山、川、平野、盆地、と自然環境に恵まれているため、少し車を走らせるだけで、全く違う食文化が楽しめます。(#言葉のなまりも変化)
なので、新潟で暮らしてもうすぐ32年になりますが、まだまだ新潟ビギナー。
もっともっと新潟様を勉強して、日本の魅力を探っていこうと思います。
まとめ
・将来どこで暮らすかを考えた時に、47都道府県すべての魅力を知るのは無理
・だったら生まれ育った新潟に暮らして、魅力を伝えられるおじさんになりたい
・新潟の魅力を絶賛勉強中
・新潟には「日本人でよっかたー」がいっぱい
どこで暮らすのか、どんな暮らしをするのかは自由。
新潟で暮らそうが、東京で暮らそうが、ハワイで暮らそうが。
どんな仕事をして、どんな社会貢献をして、どんな家族を築くのか。
すべて自由。
だったら、自分にとって一番幸せだと思えるものを目指したいですよね。
「こうなりたい」「こんなことしたい」という風に、将来を構想して、自分も自分の周りも幸せにしていきたい。
そんなことを考えている土曜の夜でした。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!
ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴