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オンラインでの就職・転職面接、障害のことを伝えるべきでしょうか?

オンラインで行われる主食・転職面接では、リアルに会うときとは違い、障害を隠すことができる。
隠す、隠さないは本人の自由。
自分なりに考えて、どちらかを選べばいいと思う。

私の回答は、障害は隠さず伝える。

オンライン会議では、
「奈良さんに障害があるようには全然見えません」
と言われることが多い。

だが、実際には、画面ごしの相手の顔は見えていない。
見えていなくても私は相手とコミュニケーションをとれるだけなのだ。

伝わりにくい障害だからこそ、
いわなければ隠せてしまう障害だからこそ、
あえて、障害を隠さずに伝える。

確かに、その結果、不採用となることはある。

だけど、私が就職したい、転職したいと思うのは、障害をもっている私をひっくるめて、
「採用したい」
「一緒に働きたい」
と思ってくれるような組織。

障害のことを伝えただけで不採用になる組織は入社できたとしても、その後が大変になる可能性が高い。

私はそういう組織では働きたくないと感じているから、
あえて、障害という一般的にはネガティブな要素を先手で伝えて、相手がどんな反応をするのかをみている。

ある意味、それでふりわけられるのだからいいバロメーターだと思っている。

表面的には、ダイバーシティを大切にしていますといっていても、実際はそうではない可能性もおおいにあるからだ。

そこで、
「差別された!」
と強く反応するのではなく、あの企業はまだ前時代的な会社なんだなと客観的にとらえてみてはどうだろうか。

もちろん、就職・転職するならば、きちんと自分の強み、どうやってその組織に貢献できるのかを伝える力は必要だ。
これは障害のあるなしには関係ないと思う。

障害をネガティブにとらえているお組織ではなく、
障害を強みとして、障害のある人が活躍できるようなそんな組織であれば、働きやすい環境があると同じことなのではないだろうか。

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