LASTMAN第5話感想@目立つリスク
皆さん、こんにちは。奈良里紗@もっと楽しく、カジュアルに、障害科学に関する情報発信をしている弱視難聴の研究者です。
全盲の刑事ドラマということで、LASTMANは注目してみています。
今回は、インフルエンサーをねらった事件。
事件の背景は、苛烈なインフルエンサー同士の嫉妬、ねたみからというものでしたが、個人的には情報発信をすることとリスクマネジメントについて考えていました。
私はテレビやラジオ、新聞など、各種取材、出演依頼などはできるだけ引き受けるようにしています。
これは目立ちたいとか、人気者になりたい!とかそういう気持ちは全くないのです。
これまでテレビ出演やラジオ出演をする中で感じることはメディアの影響力です。youtubeが主流となり、メディアの影響力は昔ほどではないといわれていますが、個人的にはまだまだメディアの影響力は強いと感じています。
ある意味、今回のドラマも全盲の捜査官を福山雅治が演じることで、一般の人が視覚障害にもつイメージに多少の影響を及ぼしていることでしょう。
私自身、メディアにでることで弱視難聴という超マイノリティのことについて知ってもらうことができたり、情報が届かずに困っている人たちに私という存在が届くことでつながりができ、支援につなげることができたこともあります。
不思議なもので、テレビ出演をしていると、それだけで信頼してもらえるというおまけつきです。
いい面もある一方で、目立つというのは怖いことでもあります。
うつつに、インフルエンサーやyoutuberの自宅をねらった犯罪はおきているようです。また、こうした物理的攻撃より怖いのは、精神的な攻撃です。幸い、noteユーザーさんは皆さん素敵な人ばかりで誹謗中傷を受けることはありません。でも、目立てば目立つほど、メディアなどで露出すればするほど、同じぐらい怖さも感じます。
ちなみに、私はスキの数を見るのもなかなか大変なのでそれほどこまめにチェックをすることはしていません。ただ、noteから通知で
「あなたの記事が7万回好きされました」
みたいな通知があると、素直にうれしいと感じます。
今回、共感したポイントは、福山演じる刑事が犬の足についたオリーブオイルに気づいたこと。我が家にも愛犬がいて、おそらく、普通のご家庭より、我が家のわんこの足のにおいをかいだり、触ったりすることが多いので、もし、私があの現場にいたら、わんちゃんも触って足に何かついているということには気づくだろうなーと。
我が家のわんこは、日常的に足のにおいをかがれて何を思っているのでしょうか。笑
まぁ、彼にとってはこれが「普通」の飼い主なんですけどね。
いよいよ、来週からは後半戦。楽しみーに、この1週間も頑張りましょう。