ファンベースの必要性
上場後、普通に投稿を重ねていれば順調にVALUERは増えて時価総額も上がって行きます。ただ、VALU単価が上がるにつれて売れにくくなり(0.000500BTC / VAまでは比較的容易に売れる感じ?)、VALUERの中には利確のために保有VALUを放出するケースもあります。その時に、がっかりする必要はありません。何故なら、そのような人はあなたにとって「真の支援者」ではないからです。あなたのことを「投機の材料」として捉え、ある程度の売却益が出て伸び悩みが見えれば、さっさと売ってしまいます。そのようなVALUERは、あなたが本当に必要とするVALUERではありません。そのようなことがあった場合、「売ってくれてありがとう。新しいVALUERさんが増えました」と考えればHAPPYになれます。
とは言え、投機材料として見ていないVALUERも人間です。他にもっと応援したいプレーヤーが居れば、購入のためにVALUを売却されることもあるでしょう。そのためには、VALUERさんにとって長期で保有する価値が自分にあるのかと言う観点を忘れずに日々の活動を続けなければなりません。
中長期的にVALUERに対して保有してもらうためには、「ファンベース」という考えに立って戦略を構築します。
ファンベースとは…
日本を代表するクリエイティブ・ディレクターである佐藤尚之さんが提唱する、ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や価値を上げていく考え方
「ファンを大切にするのは当たり前だ」と言われるかも知れませんが、本当にファンを大切にしていますか?優待設定ひとつとっても「利用は初回1回限り」などとしていませんか?新規取りのための施策かも知れませんが、そのような施策は、ファンからは間違いなく冷たい目で見られています(ファンのために充実した優待があれば別)。また、そのようにして集めたVALUERはあなたの価値ではなく、【1度限りの優待】に魅かれてVALUERになっているので、あなたに対するコミットメントは高くありません。
前述のVALUERとの関係でも述べましたが、説明責任に関してもファンベースにつながる考え方です。本当のファンは現在の価値の延長線上にある “もっと良い未来の価値” にも強く期待をしています。そのために、「今後このような活動を行っていきます」という決意表明は、ファンにとってとても重要な情報共有となります。本当にあなたのファンあれば、このままで留まって欲しいとは思わないはずです。あなたに対して、新しい世界を見せて欲しいと期待し、そのために惜しみない応援をしてくれるのが本当のファンではないでしょうか。
そういう意味では、ファンからお金を稼ごうとするファンビジネスやファンマーケティングとファンベースは全く違う性質を持っています。
ファンは
あなたが困っている時に助けてくれます。
新しいファンを連れてきてくれます。
簡単にあなたを裏切りません。
とは言え、全ての人にファンになってもらう必要はありません。パレートの法則と同じで、全VALUERのうち2割がファンになってくれれば御の字です。その2割のファンの支持をさらに強くするために、共感・愛着・信頼を強固なものにしましょう。
共感・愛着・信頼を持ってもらうには、「あなたのVALUERであることが誇らしい」と思ってもらうことが重要です。そのため、出来る限りネガティブな投稿は避けたいところです。あなたの投稿を見た誰かに「誰がこんな人のVALUを買ってるの?」と思わせたらアウトです。常に客観的な視点を忘れずに投稿をするように心掛けましょう。