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【地方移住】気温-4℃でも車の外に出たい理由

 前の日に雪が降って、次の日の朝が晴れると気持ちは晴々するけれど、とにかく気温が低くなる。

 朝起きるとリビングのファンヒーターは「2℃」だし、車もドアもフロントガラスも凍っているので保育園に送る20分くらい前からエンジンをかけておかなくてはいけない。

 地面も雪が溶けた部分は凍っていて滑って転ぶ危険があるので心なしかへっぴり腰で歩いてしまう。

 子どもたちは「危ないよ気を付けて」と言われてもわが身ではないかのようにすいすいと歩く。なんなら「長女ちゃん覚えてるよ、おかあさんここで2回転んでたもんね」と言われ次女には「まま、次女ちゃんについてきて」といわれるくらい頼りない母親になっている私。いや、ほんと怖いんだって…。

 車のスライドドアも「ぎ…ぎ…」と言いながら開くので壊れるのではないかと心配してしまう凍り付き度だし、フロントも真っ白のままだと出発もしずらく「もっと早くエンジンかけるんだった…」と-4℃の外で後悔したりもする。

 それでもどうにか家から出発して「早く車の中暖まれ~」と念じながら車も道路が凍って滑るのでこわごわ運転する。

 そんな-4℃の極寒の中でも思わず車を停めて外に出てしまうことがある。雲一つない空と白銀のコントラストがとてもきれいな時だ。この時ばかりは極寒の中車から出て写真を撮ってしまう。

ぱきっとした空と白銀

 こんなぱきっとした空と雪のコントラストは晴れた日でないとお目にかかれない。長野の山奥標高約800メートルだからこそ見れる里山からの贈り物ともいえると思う。

 これからも寒さ厳しい冬での暮らしが続いていくけれど自然が暮れる風景の贈り物を受け取っていきたいな、と思っている。

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ナラコ@家族で東京⇒長野市移住
最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!