【妄想】もし私が真夏のシンデレラの脚本家だったら_第4話
2023年、民放の夏ドラマ一番のトンチンカンドラマ『真夏のシンデレラ』
公式サイトのストーリーを基に構成を妄想で脚色し、自己流の脚本を書いてみます。
フジテレビ関係者各位に、物申す。(※ごめんなさい)
第4話
理沙(仁村紗和)は、18歳のときに産んだ息子を育てるシングルマザー。今日は、仕事を終えてから東京都内に住む元旦那の自宅で過ごしていた息子を迎えに行く。この週末の花火大会は、久しぶりに一人で過ごした夜だった。
理沙が勤める市中病院に最近赴任してきた医師の早川宗佑(水上恒司)は、最近やたら理沙に構いに受付までやって来る。息子の春樹(石塚陸翔)と海で遊んでいるときにたまたま会ってからだ。こんなに若くてイケメンな医師が子持ちの自分に…なんて勘違いはしないようにしているものの、自分より若くて可愛い同僚たちからの嫉妬を帯びた視線を感じていた。
健人(間宮祥太朗)は、コンビニで買った昼食を片手にプロジェクト資料を眺めながら、夏海(森七菜)の手料理を思い出していた。「食べてくれた人を笑顔にできるカフェの仕事が好きだ」と語る夏海の人生を、このプロジェクトが変えてしまうかもしれない。
その夜、健人は自分の会社の社長である父親との会食に向かった。仕事を覚え人脈を広げ、健人にとって“人と食事をすること”は、ビジネスでしかなかったのだった。
修(萩原利久)や守(白濱亜嵐)、そして夏海たちと過ごした花火大会の日が頭をよぎる健人は、このプロジェクトのコンセプトに違和感を覚え始め…。