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新体制発表会2024


概要

日時  2024年8月3日(土)19:00〜
場所  奈良県社会福祉センター 大会議室

ご挨拶をいただいた皆様
 森岡正宏様 (元衆議院議員、元奈良陸上競技協会会長など)
 林潤様 (奈良マラソン実行委員会事務局、奈良陸上競技協会理事)
 坂本多喜子様(株式会社SONAS 代表取締役社長)

引退および卒部選手について

1期生 大井千鶴(2017年10月〜2024年6月)
2期生 平田由佳(2020年4月〜2024年3月)

チーム草創期からの中心であった大井、平田の2選手が卒部しました。
各方面から、「NARA-X大丈夫か?」と心配の声をかけられておりました。
大きな痛手ではありますが、いい意味で次のステップするにあたり、大きな変化のチャンスだと思います。

奈良マラソンの創設の歴史

今回、奈良マラソン創設に大変尽力されました森岡正宏先生(元衆議院議員、元奈良県陸上競技協会会長など)にお越しいただき、創設の苦労などをお話しいただきました。

我々は、地元である奈良マラソンで優勝を目指して走ることはもちろんとして、奈良県最大のスポーツイベントに関わらせていただけることのありがたさを感じ、チームとして奈良のスポーツ普及の一端を担えるように、更なるチーム力の向上をしてまいります。
選手たちも、奈良マラソンの意義を改めて感じてくれたと思います。

森岡先生ありがとうございました。

2023年シーズンの結果報告

2023シーズン目標

①奈良マラソン優勝
②奈良県記録(2時間35分05秒)の更新

残念ながら、両方達成することができませんでした。
①については、2022年大会で約10分差で負けておりましたが、チーム戦と捉えて勝つという作戦で挑み、1分半差まで追い詰めることができましたが、勝つまでは行きませんでした。
②については、大井選手が2時間40分カットを2本出してくれましたが、及ばずでした。コンディション次第では達成できた可能性はあるかと思いますが、事実としてクリアはできませんでした。

2023シーズンを通して

グレードレースにおいて、2レースで入賞
長野マラソン 7位 清水
福井マラソン 2位 大井
その点については、大きな実績を積み上げたと思います。
しかしながら、「マラソンチーム」と名乗っていながら、まだ「マラソン未勝利」。ハーフマラソンは、2023年度だけで大会新記録での優勝が2回を含む、合計3回勝ててはいます。もう少し何かが足らないのだと思います。

2024シーズン抱負

2024シーズン目標

①奈良マラソン優勝 フルマラソン初タイトルの獲得
②奈良県記録(2時間35分05秒)の更新

2024シーズンの抱負

何よりも①奈良マラソン優勝 これが最大目標です。
地元奈良で、応援いただいている皆さんとともに優勝の喜びを味わいたい。
今年は勝って、みんなで、「嬉し涙」を流しましょう。

目標には入れておりませんが、2023年のところでも少し触れましたが、「マラソン優勝」初タイトルを最低限の目標としています。
勝てないジンクスをいい加減、払拭します。

大エースであった大井選手の引退は、大きな戦力ダウンということで、いろんな意味で、各方面から心配されました。
実際、私自身も、最初は苦戦を覚悟しました。
しかしながら、今までは大井1人で全ての役割をしていたのを、米谷新キャプテンの元、新しいカラーでチームがまとまりつつあります。

直近、8月末に北海道マラソンを控える清水選手は、仕上がりが早く、昨年の今頃の大井選手以上に走れており、大樽選手も昨年の今頃はジョギング程度しかできていなかったのですが、昨年の清水選手ぐらいには現在は練習ができています。奈良マラソンの頃には、タイプの違うダブルエースとして、奈良以外のフラットなコースであれば2時間40分カットのラインで戦えるはずです。
この2人で大井選手の穴は十分に埋まったと私は思っています。

あとは3人エントリーで戦いたいということで、今年は米谷選手をエントリーしました。
どこまでマラソンに合わせて行けるか?正直なところ、未知数ではあります。
上にも下にも大きく振れる可能性があります。一発長打を狙うか?安全運転か?
これから適正を見極めていこうと思います。
普通に準備ができ、走れれば、2時間50分のラインでは戦えると思います。

今年度は、グレードレースを減らし、地方レースを多めにしました。
「初タイトル」を狙いたいと思います。

年内フルマラソン予定

8/25 北海道マラソン 清水
11/3  富山マラソン 米谷
11/10 福岡マラソン 清水
11/17  神戸マラソン 大樽
12/8   奈良マラソン 清水、大樽、米谷

応援されるということの重み

観戦してもらいたい

昨年の体制発表会でSNS等を活用することで
「NARA-Xという名前を見たことがある、知ってる」という方は増えてきました。
2023年度は「観たことがある」という人を増やそうという内容でお話しさせていただきました。

奈良マラソンでは、かなり多くの方が応援に来てくださり、選手が勤務する事業所の応援も加えますと、少なくとも200名ぐらいは来ていただいたように思います。
また、春のメインになる関西実業団選手権も今年は長居であったこともあり、延べで100名ぐらい観戦に来ていただきました。

それだけでなく、県内記録会や、都道府県対抗女子駅伝や大阪国際女子マラソンや大阪マラソンといった近畿圏のレースにも多数応援に来ていただき、遠方では、山口や金沢、東京といったところまでも応援に来てくださる方が出てきました。ありがたい気持ちで一杯です。

応援される側であり、応援する側

NARA-Xは、選手スタッフは自主的に県内の他のスポーツチームへの応援に参加しています。当初はNARA-Xの広報も兼ねていましたが、最近は、純粋に応援したいから行く方向に変わりました。応援に行く回数が増えることで、結果的に、いろんな方と交流でき、応援に来ていただく方が増える一因となりました。

本気の魂のこもった応援

私は、この一年、タイミングが合えば、できるだけ応援に行くようにしていました。奈良クラブさんやバンビシャス奈良さんはかなりの回数行ってます。
行った先で、たくさん声をかけていただく機会が増え、NARA-Xの知名度も少しは上がってきたと実感しております。

応援に通う方になってから、サポーターやブースターの皆様の「本気の応援」というのを体感して、応援をするということはこういうことなのか?と気がつくことが沢山ありました。
陸上は、基本的にはインカレを除くと「静」に観るスポーツですから、応援をされるという機会がほとんどなく、応援する機会もありません。

行く回数が増えるごとに、私自身も応援するという立場を理解?と言いますか、感情移入して応援する?ようになってきました。

勝った時は、心の底から嬉しいですし、帰ってからも余韻に浸ってます。
負けた時は。。。泣きそうになるぐらい悔しいですし、放心状態になります。

応援されることの意味

ここからは発表会の時は、時間の関係でお伝えできなかった内容です。

最初は、ただ単純に、陸上競技を観てもらいたいから、「応援に来てください」と発信していました。
でも、今は違います。
応援をしにきてくれる皆様に、応援していただけるだけのチームなのか?という葛藤の中、覚悟して「応援に来てください」と発信しています。

応援していただけるだけの「準備」や「モチベーション」「日々の行動」など、手を抜かず全力でレースに挑めているのか?さらに、応援していただけるだけの「結果」は残せるのか?
ただ単に楽しそうなチームというなら、いわゆる趣味ランナーになればいい。
我々は、奈良を代表して戦う「地域クラブ型実業団」の選手スタッフである。

「結果」で応えなければいけない。
今までよりも、シビアに結果を重視していき、応援していただくに相応しいチームにしていきたいと思います。

皆様に誇りをもって「NARA-Xサポーター」「NARA-Xスポンサー」と名乗っていただけるように!

総括

今年度は、例年に比べて積極的な参加呼びかけを行いませんでした。
無理やりお願いして、来ていただいていた方も昨年まではありました。
今回の出席者数は、リアルな数字だと思います。

その代わりにインスタライブ配信を新たに行いました。
延べで66名の方にご視聴いただいたようです。

出席いただいた方と視聴いただいた方を合わせますと100名は超えたようです。
ご出席、ご視聴いただいた皆様 ありがとうございます。

文字どおり、「新体制」になったNARA-X。
「新たな挑戦」をしていき、心の底から応援やスポンサーするに値すると思っていただけるような取り組みや結果を残していきたいと思います。

今後とも「応援」よろしくお願い申し上げます。


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