バリ島のインターの多様なニーズを持つ子どもたちのある様子について
うちの子はもうすでに一番最後の末っ子が19歳なのでバリのインターはもう行っていないが、バリに引っ越してきた末っ子が5歳の時に入学したのがバリ島の住宅街の中にあったクロボカンにあるサンライズスクールだった。
とてもかわいいカラフルな校舎で、学校に放課後に遊ぶスケボーがずらっとクラスの前に並ぶ光景があるような、明るい学校だった。
車いすの子、特別なニーズの子もクラスにいたけど、みんな、特別感ゼロで仲良くいつも遊んでいる。
歩けない子は、みんなに自然に助けてもらっているし、なにかできない子が、戸惑っていると周りの子たちが自然に教えたりやってあげたりして和気あいあい。
子供も親もその個性(そう!単なる個性といいたい)を話題にした話を聞いたことがない。
日本で生きづらさを感じている親子さんも、その子がその子らしくいられるのでホッとしますね。
特別支援室なんて私にしてみれば差別的なものもない。
私たちは全員違うし、カラフルだし、いろんな人がいるし、それが当たり前。
それぞれ、違う個性をもった人を認め合い、尊重し、助け合うというのがバリ島では育まれる。
バリの人は懐が深い。
「私は私、あなたはあなた、でもあなたは私、私はあなた」
バリにはそのバリの人たちのそういうエネルギーが溢れている。
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