二等学科試験体験談
筆者の事情ですが、やっと二等の学科試験を受けて合格しました。3/26以降の試験の申込は第3版に変更という事で受験を前倒しにする方も多いと思います。
NAPAドローンアカデミーに所属、提携している現役パイロットが優秀過ぎてビビって学科試験を受けるのを躊躇しておりました。具体的な勉強方法などパイロットを経験していない航空法初学者の筆者だからこその視点でお伝えしていきます。
二等学科試験の概要
二等の学科試験に関してポイントをお伝えします。
試験時間:30分
問題50問
多肢選択式(3問)
受験方式:CBT(Computer Based Testing)
80%の合格率で合格
30分で50問を解くため、36秒で1問を解かなければならない計算です。実際の感想は後半でお伝えしますが、30分で国家資格が取得出来るか決まるので緊張感はあります。
またCBTでの受験をした事ない方は不慣れな事や一般的にITリテラシーが低いとされている年配の方には試験の申込すら大変です。このあたりはドローンスクールのサポートがあるとスムーズに行えます。
二等学科試験の受験手順
ドローンスクールでの学科免除での講習受講や日本海自協会での実技一発試験を狙っている方は必見です。
①DIPSで技能証明申請者番号を取得します。
②ClassNKという日本海事協会が運営している無人航空機操縦士試験申込システムにアカウントを登録します。
③ClassNKの受験資格の確認を申込みを行います。
④受験資格確認後、ClassNKから二等の学科試験を申込みます。
⑤ClassNKから遷移し、CBTを運営しているプロメトリックさんのIDを作成します。
⑥二等の学科をプロメトリックさんのサイトで受験場所、受験日時を選択し、受験申込を行います。
⑦当日受験します。
国土交通省のDIPS、日本海事協会のClassNK、プロメトリックのCBTと3つのアカウントを登録、連携させる必要があります。DIPSでの技能証明申請者番号取得から実際の受験までは最短で1週間ほどかかります。
DIPSでの技能証明申請者番号の取得は早くて1営業日、長い人で1ヶ月かかっている方もいます。ClassNKの受験資格確認に2営業日、CBTは3営業日以降の受験日しか指定できません。そのため、学科試験を受けたいと思ってもすぐは受けれませんのでご注意ください。
CBT方式での受験当日の流れ
受験当日の流れですが、指定した受講場所へ向かいます。受付で名前をお伝えし、身分証を提示します。
受付の方から説明があり、指定のロッカーへ荷物をしまい、試験室に持ち込みものを制限されます。ハンカチ、目薬は持ち込み大丈夫でした。
ロッカーへ荷物をしまい、複数名まとめて試験のご説明があります。ロッカーへ荷物をしまった後にトイレへ行く事は可能です。目薬やハンカチを持ち込む方は机の上に置く様にと指示があります。
指定の机につき、周囲の音が気になる方は備えてあるヘッドフォンをつけて受験します。机にはペンと紙が置いてあり、メモ等出来ますが、試験後に受付へ持って行き回収されます。
席につき、試験名やご自身の名前などを確認しスタートです。タイマーが表示されていますが、最初は焦らず進めるのが良いでしょう。年配の方で文字が小さいという感想も聞きますので、該当する方は対策をされ受験に臨むのがベストです。
受験終了後、すぐに合格しているかどうかが表示され、受付に紙とペンを渡します。受付で確認が終わったらすぐにメールでスコアレポートが届きます。点数までは分かりませんでしたが、合格基準を満たしているかがわかります。
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