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いつかのコダクローム
学生の頃からのフィルムの山を整理しています。
フィルムフォルダを新しく買って、フィルムをライトボックスに乗せて何が撮影されたフィルムか確認して整理していきます。
その後、気になったフィルムはスキャナーでスキャンしていきます。
フィルムスキャナーはOptic FilmのPlustek8200がどうやら壊れたので同じOpyek Film135に買い替えました。
一回でフィルム6コマ全てスキャン出来ますが時間が掛かるのがやや困るスキャナーです。
スキャン後はRight Roomでカラーと露出を少し調整してネガに付いたキズやゴミが写り込んでいるので丁寧にレタッチします。
このレタッチが実はかなり好きでついつい没頭してしまいます。
久しぶりにしっかりとフィルムを整理したので懐かしいフィルムが出てきました。
2月の沖縄撮影旅行でも訪れた金武の写真です。
色がなかり渋かったので適切な色合いに出来たかは分かりませんが記憶を思い出してみると曇りでどんよりしていたのでまあ、許容範囲かもしれません。
ただ、当時は学生でTRI-Xかフィート缶から切り出した写真店手製のバラ売りTRI-Xを使ってばかりいたのになぜコダクロームで金武を撮影したのかは思い出せません。
学祭や他の作品展も全てモノクロフィルムで自分で現像してプリントしていましたから。
当時はまだリバーサルフィルムは安かったはずですがフィルムで700円弱、現像には1500円くらい掛かるはず。
2200円あれば沖縄ではランチが4回食べれました。
未だに謎です。
でもコダクロームで撮影したこの写真を見るとモノクロとはまた違った写真の記憶が思いだされて少し懐かしい気持ちになりました。
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この頃の金武は異国の雰囲気があって独特な街並みでした。
今もまだそういう街並みも少し残っていますが、どことなく1970年代?みたいな写真は撮れないです。