出張とカメラの選択
年に数回ある出張。
先月は福岡、今回は四国・松山へ向かう。
昨年から振り返ると、福岡2回、大阪、札幌、そして今回の松山。
行く先々での風景を収めるため、当然ながらカメラは欠かせない。
普段から常時3台のカメラを持ち歩く僕にとって、出張でも同様に3台前後を携行するのが常だ。
ただし、問題はメインカメラの選択。
今回はα7R IIを持って行きたいと考えた。
しかし、これがなかなか難しい。
まず、α7R IIはサイズが大きく、荷物として嵩張る。
そして何より、今回は旅行ではなく出張だ。
パソコンも持参するうえ、一泊二日の短期出張なのでスーツケースは使用しない。
そうなると、スペースは限られてくる。
さらに、仕事終わりの時間とはいえ、スーツ姿でフルサイズミラーレスを構える姿はどうにも収まりが悪い。
一方で、レンジファインダー機ならば、それほど違和感なく街に馴染むように思えるのは偏見だろうか？
そう考えた末、今回もいつもの組み合わせに落ち着いた。
選んだのは、GR IIIxとバルナックIII。
コンパクトで軽量、スーツのポケットやバッグにすんなり収まる。
そして今回は、もう一台、PENTAXのI-10も持っていくことにした。
バルナックIIIにはElmar 3.5cm f/3.5を装着し、フードを付けないことでさらにコンパクト化。
フィルムはHP5+を1本用意。
GR IIIxには予備バッテリーを2つ。
こうして、最適な機材を選び、松山出張に出発する。
仕事の合間にどんな景色と出会えるのか。
それは現地についてからのお楽しみ。
