年末詣「香取神宮」
2023年12月31日、香取神宮へ年末詣に行った。
自宅から2時間強のプチトリップだ。
年末詣をした理由は二つある。
トシ&リティの占いが好きでよくチェックをしており、12月15日のブログに開運アクションとして年末詣が紹介されていたから
自宅の近くに小さい「香取神宮」があり、普段ここでよくお参りをしている。いつか総本社に御挨拶したいと思っていた
香取神宮は隣駅の佐原とセットで観光するコースが有名だと思う。
伊能忠敬記念館や水郷佐原山車会館などをめぐるコースだ。
私もこのコースを回りたかったのだが、年末はどこも休館だった。しかも通常は香取神宮までは佐原駅からバスがでているのだが、年末年始は運休だった。そうすると、駅から香取神宮まではタクシーを使うか、徒歩のいずれかになる。
私は、香取駅から香取神宮まで徒歩を選択した。およそ30分の道のりだ。全然苦ではない。ちなみに、後から知ったのだが東京駅からだと直行の高速バスが出ているらしい。
実際に歩いた感じでは20分程度だったような気がする。気のせいかもしれないけど。前半はのどかな田園風景が続き、後半は民家のなかを歩いた。とても気持ちいい道のりだった。
道の途中には、このような案内板があるので迷うことはなかった。
私は、旧参道を選んで香取神宮の脇から入った。本当は総門から入った方がベターだと思う。
楼門をくぐると大きな「わっか」があった(これの正式名称をご存知の方がいたら教えてください)。八の字にぐるぐる回ると厄を落とせるらしい(詳しい解説の看板の写真を撮り忘れた)。
その奥に本殿がある。御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。経津主大神の神話を要約すると、
御神徳は、
楼門は、本殿と共に元禄13年(1700年)造営とあるから、300年以上この場所にある。スゴイ...
そして楼門を出ると屋台が参道沿いにずらーっと並んでいた。私は昼間にいったのでお店が開いていなかったが、たぶん夜から続々とオープンするのだと思う。そしてお化け屋敷もあった。こういうところにお化け屋敷があるのは初めて見た。
参道の途中には細い脇道があって、小高いところを登っていくことができる。
この小道には秋が少しだけ残っていた。雨上がりだったので、土が湿った匂いと杜の神聖な空気でとても癒された。登った先には香取護国神社と要石がある。
こちらもお参りをすませて参道に戻り、大鳥居を抜ける。そうすると、参道商店街があって飲食店が立ち並ぶ。実はここも楽しみにしていた。厄除け団子が食べたかったからだ!!歩いて疲れた体にはやっぱり甘いものが欲しい。
私は参道一の老舗と言われる「梅乃屋本店」でいただいた。
こちらは450円。目の前で作ってくれるのがうれしい。お茶はポットと湯飲みが用意されていて、自分で注ぐ。こちらは無料だ。ちょっとだけ体が冷えていたので、2杯いただいた。団子のあんこはこしあん、きな粉のほうはきめ細やかで、どちらもサラっとした舌ざわりだった。餅自体はとてもやわらかかったので、お年を召した方でも食べやすいと思う。他のお客さんは何を頼んでいるのか気になってチラ見をしていたらみたらしを食べていた。そっちもおいしそう(じゅるっ)
このお店は何よりも店員さんの雰囲気がとてもよかった。穏やかで優しいお店だった。いい厄除けができた。
お団子を平らげた後はお店でトイレを借りて、再び歩いて香取駅へ向かった。
きっとワタシ、経津主大神様と相性がよかったのだと思う。いつかまたふらっと訪れたい。今度は佐原経由で。
※参考note
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