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weekly media log_2021.2.14

こんにちは。原田です。
先週からDr.Stretchに通うようになり、劇的に首・肩回りの凝りが改善してQOLが向上しました。あとトレーニングの可動域も広がるようになって良いことづくめ。おすすめです。

さて、今週も、インプットしたメディアの中で気になったことを週ごとに整理していきます。一つ一つの情報について詳しく調べて深掘りしていくというよりは、個人的な感想や考えを書いていく思考になっております。

(サムネイルは2年ほど前に京都に行った時に訪れた安藤忠雄さん設計のTIME'Sです。現在、テナントがほとんど空いてしまったよう。迷路のような建物で商業施設としては難しいのかもですが、空間としては魅力的なので使い道が見つかると良いのですが・・・。)

News

1.&佐々木君吉+バンバタカユキによる、宮城・仙台市の、住宅兼ギャラリー「House O」

Twitter上でも少し話題になっていました。
常に自然を感じながら生活することができるように、屋外空間を積極的に取り組んだ設計になっているとのこと。
個人的には洞窟的なシェルのマテリアルと包まれ感、そして、丸い穴による軽さと開放感が、不思議な感じですね。また、内外を仕切る両サイドのサッシュが、意図的に冊子を格子状バージョンと不規則バージョンで異ならせていて、それが各室内エリアの雰囲気の違いに波及しているのが面白いと思いました。

2.神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsによる、愛知の住宅「House OS 3つ屋根の下」

ビカクシダの多さにまず目がいってしまいますが、一家で観葉植物の栽培を行なっている施主とのこと。
そして、全てが一棟に見えますが、実は敷地自体が宅地・農地(接道あり)・農地(接道なし)という3種の土地からなる敷地で、その中心にこの建物は建っており、隣地境界線が温室・倉庫・住宅という用途の境目になっているようです。土地の法的なコンテクストが、そのまま建物のプラン形状に反映されている例で、非常に面白いと思った。この形状が、住み手の心地よさにとっても、ベストアンサーだと良いですね。

3. 建築雑誌2021年2月号 石山修武先生 インタビュー

久しぶりに建築雑誌を開いたのですが、ふと目に止まったのが石山先生の特集。いくつか心に残る文があったので備忘録として残しておきます。

・アジアの職人や工務店によって自然発生的に作られる建築は合理的なラーメン構造やシンプルな壁構造で、四角い。建築家はそれが美しくないと考える。だから、建築家が入ってくると形が歪むんだよね。
・我々建築家の職能というのは「つくる」のではなく「使う」所に依っている。「つくる」というのは、鉄の分子構造を変えるとか、新しい素材を開発するようなもので、われわれの仕事はそういった類のものではないんです。
・世論にしても政府にしても、それらが向かおうとしている方向とは、ちょっと違う方に行った方がいいいと思います。経済的には得がないかもしれないけれども、生きるという意味においては合理的ではないでしょうか。


4.閉鎖系建築家と開放系建築家 ─ 特集/「環境住宅」その先へ 地球と共存する住まいのアイデア─『住宅特集』2018年4月号月評

3年前の特集とは思えないほど、とても今っぽく面白く感時ました。閉鎖系と開放系、均質系とむら系、そういった環境的な様々な対比が語られています。住宅では3年前にすでにこのような話は当たり前だったのかもしれないですが、より大規模な建築や、商業・オフィスにおいても、同じような議論が今後深まっていくと、とても面白いと思いました。雑誌も購入してみて、もう少し一つ一つの建築を読み込んでみようと思いました。

Books


みんなが欲しかった! FPの教科書 3級

とっても実用書でごめんなさい。でもここに来てファイナンス系の知識が皆無であることに気付き始めてます。不動産とか株とかをやるにしても、ここら辺の知識が無いと話にならない。あとは医療費控除とかってどういう仕組み?とか、普通に得する内容も書いてあります。今後副業とかが当たり前になると、このあたりの知識はマストでしょう。教育で教えて欲しいレベル。

Movie


グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

いくら親友であっても、相手の成功を心から喜ぶのはどれだけ難しいか。それをこの映画は見事に描いていると思いました。僕も同期や親友の成功を素直に喜べないときがあり、その醜い自分の心をどう扱えば良いか途方に暮れることがありましたが、この映画はその葛藤が誰にでもあること、そしてその感情を克服するには、徹底的に自分自身に対して後悔しないことである、ということを教えてくれるような内容でした。

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今週も以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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