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weekly media log_2021.2.7

こんにちは。原田です。今週は仕事が目まぐるしく、あっという間に一週間が経過してしまいました。

今週も、インプットしたメディアの中で気になったことを週ごとに整理していきます。一つ一つの情報について詳しく調べて深掘りしていくというよりは、個人的な感想や考えを書いていく思考になっております。

(サムネ写真は2016年に台中に行った時の国家歌劇院の前で水浴びをする子供達です。こんなパブリックスペースは素晴らしいですね。早くこういう世の中が戻って来てほしい)

News

1.アマゾン、第2本社の計画概要を公表

この形がいいとは決して思わないのだが、インパクトがあって思わず目に止まった。敷地内には店舗やレストランのほか、運動場、ドッグラン、森林を含む、2.5エーカー(約1万平方メートル)を超える一般利用スペースが設けられる予定だそうで、パブリックスペースを提案していく上で、良い事例となる気がしている。また、この設計者はNBBJなのだが、グーグルやサムスンなど、名だたるIT企業がNBBJを設計者として選んでるようで、理由としてデータ駆動型の設計手法が、IT企業の意思決定手法と親和性が高いだからだとか。

2.現代アートホテル「ガレリア御堂原・白井屋ホテル」


大分県別府にあるホテル、昨年末にオープンしていて、Tweetで紹介している人がいて目に止まった。遺跡感がすごく、そこに現代アートが散りばめられている、よくあるホワイトキューブとは異なるところでの展示が非常に気になったのでピックアップした。同様に、ホテルで藤本壮介さん設計の「白井屋ホテル」が気になっている。こちらも現代アートが散りばめられており、特にエントランスにあるエルリッヒのライティングパイプを一度見てみたい。照明なのか配管なのか・・・とても不思議な装置である。

3. 妹島和世さんインタビュー「日本の「境界ない」建築が世界に求められる理由」

境界がなく外も含めて環境として捉える彼女のスタンス、そして建築がどこまでビジネス的に成立するかという問いにとても共感したのでピックアップした。以下引用。

おそらく北ヨーロッパから持ち込まれて、近年、日本でも多く見られるようになった、高気密・高断熱という考え方は、完全に区間を切り取って、外側と内側を分けるやり方です。この考え方は、パンデミックによって否定的に捉えられる前から、個人的にはなかなか理解しづらかったんです。空間の内側と外側を完全に分けることで、エネルギーをセーブしているのですが、それはあくまで空間の内部での話で、外側を合わせた全体としてどのような状態かというのは内側にいる限り、どうしても見えにくいですよね。
たとえ空間を密閉して自分がいる場所だけを最適化したとしても、その状態を成立させるために、外側の状態が悪くなってしまえば、全体としていい状態だとは言えません。周りの環境も含めた全体の中でいい状態を目指すべきだと思いますし、世の中でよく言われる「サステイナブル」というのはそういった状態のことを指すのではないかと個人的には考えています。

本当にその通りだと思っている一方、高気密・高断熱も省エネの観点からは大事。高気密・高断熱の性能を満たしながら、より柔軟に外と繋がれるような、設えの開口部を設ける、日本家屋とヨーロッパ家屋のいいとこ取りができるのが、一番理想なのでは、と思いました。

4. コロナ対策は”湿度”と”換気”が大切…湿度計はどこに置く?

内容自体は、環境エンジニアからすると当たり前のことなのですが、そういうことを一般の方々にもわかりやすく、しっかりと説明することが、非常に大事だと思ったのでピックアップしました。加湿と換気、両方とも大事です。

5.コンピュテーショナル技術でオープンエアかつ多様な環境のオフィスを実現する

最後は宣伝になります。笑
僕が会社で活動しているCEEL(Computational Environmental Engineering Lab)の活動内容の一部を、会社公式noteの記事として執筆しました。これからも環境を軸に、様々な建築に関する活動を行なっていきたいと思いますので、見守っていただければ幸いです。

Books

「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む

お恥ずかしながら、最近少しだけ占いを見るようにしています。他にもしいたけ占いPodcast「生き方のセンスの磨き方」とかをインプットしているのですが、後者に出てくる占い師さんがyujiさんです。僕は乙女座なのですが、乙女座の特性を結構的確に捉えてくれていて、言っていることも重たすぎず、適度に適当な感じで色々と説明してくれる感じが好きです。昨年末からの風の時代は僕も仕事・プライベートでひしひしと感じております。

僕は結構普段から「途中までは理論で詰めて、最後は直感で決める」っていうことが多いんですが、その直感ていうのは、結構、占いに書いてあることに当てはまることが多くって、直感って自分の中から湧き出てくると同時に、占星術的に導かれていることもある部分があるんだろうなと最近は感じています。ただ、その直感を毎回絞り出すのはエネルギーがいるので、そういう時に占いに頼る、って感じです。

Movies

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

 ミーハーでごめんなさい。高校生時代から周りがはまっているのを見て、少し手をつけようとしながら、絵の気持ち悪さとストーリーのサイコパス感で挫折してしまっていたシリーズ。年始から序・破と見て、ついにQに行き着きました。

一言で言うと、違和感。この映画は違和感やギャップが素晴らしく意図的に作られてるんだろうなと感じました。

正直、最初から最後までシンジ君と同じ気持ちでした。え?んん?
でも、ストーリーの気持ち悪さとは見合わないほどの、映像の美しさ。特に、ピアノの連弾のシーンは楽曲が良い。音も良くて感動した。
起きている事象のレベル感と、エヴァに乗ってる人のテンションのレベル感がいい意味でちぐはぐなのも好きでした。

作者は最初から観客に分からせる気がなかったのか、むしろ分からせたい気持ちと分からせたくない気持ちのせめぎ合いだったのか。よく分からないけど、とにかく、今の延長線上にないところで、インパクトを与えたかったんだろう。このシリーズを観ると、その日は意味の分からない夢を必ず観るので、そのインパクトは成功している気がします。

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以上です。今週もありがとうございました!





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