「親の無い子と、その伯母と」(ペン・透明水彩A4)

画像1 今日、父の二十五回忌の法要を営みました。父は三人兄弟の末っ子で幼くして両親を亡くし、母方の兄弟の家で、三人別々に育てられました。幸いその三軒の家は近所ではあったそうです。真ん中の姉は十四五歳で亡くなってしまったそうです。三人の後ろの女性は私の祖母、父を育てた伯母です。後に父は養子縁組をし、父の伯母が私の祖母になりました。太平洋戦争の大変な時代でしたが、優しい祖母に育てられた優しい父でした。昨夜、思わず描いてしまいました。目鼻立ちも定かには分かりかねる古い写真の兄弟が、向こうで仲良く幸せでありますように。

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