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私のコーチングに対する考え方

Have toから解放されてWant toのみ追求して生きると、人間は飛躍的な成長を遂げられること、これまでのnoteでも書いてきましたが、コーチングスクールでの学びも佳境に入る中、私自身がコーチングに対してどう向き合うのか考えてみました。
①私はどのような価値観(生きる姿勢)を持った人間か、②そんな価値観を持つ私がなぜコーチングを学んでいるのか、③今後どんな方にコーチングを行っていきたいか、という流れで整理しています。

①私の生きる姿勢

私は日々、人間はいつ死ぬか分からない、明日生きている保証もなく、今この瞬間に生きているのも奇跡だと思っています。
もし、数時間後事故に遭って死ぬとして、死の瞬間に、1mmの悔いもない状態でありたいので、いつ死んでも、あのときこうしておけばよかった、と後悔することがないように日々を生きようと思っています。
わりと真剣に。

こういう感覚で生きていると、やりたいことはやろう、やりたくないことはやめよう、となります。
明日消えるかもしれない命がもったいないので。
ぶつぶつ不満を口にしながら、その状況を変えるアクションを起こさないのは、生命に対する冒とくだと思っています。
わりと真剣に。

②私がコーチングを学ぶ理由

私が学んでいるコーチング手法を作ったのは、ルー・タイスという米国のコーチ・心理学者です。一般的なコーチングは、その内容を詳細に語れるほど把握できていないものの、大きな違いは、根源的な欲求に基づいてチャレンジングなGoalを設定することで、脳がフル稼働してGoal達成できるという自己の飛躍的な成長のアプローチの考え方の部分であると、今のところ整理しています※1

私がこのコーチングに関心を持ったのは、ルー・タイスの考え方が、やりたいならやればいい、やりたくないならやめればいい、という自分の生きる姿勢とまさに合致するものだと思ったからです。
例えば、彼の著書Smart Talk(邦題:アファメーション)の以下のような記載は、私の価値観そのまま!!!と、感動しました。

Do what you want to do, but accept the consequences of your choices and decisions.
That's the way life is. 
But isn't it wonderful that we have free will?

あなたのやりたいことをやりなさい。
でも、その選択や決定の結果を受け入れなさい。人生とはそういうものです。
しかし、我々が自由意志を持っているのは、素晴らしいことではないですか?
(出典)Lou Tice, "Smart Talk for achieving your potential", 1997


また、過去のフランス留学を実現したときのように、チャレンジングなGoalを置いて、脳がその達成のためにフル稼働してGoal達成できた実体験もあったので、心からやりたいことに夢中になると人間は大きな力を発揮できるのだ、ということを、一般化された理論として確認できたことも収穫でした。
なので、スクールに入ってこのコーチングを学び始めたのは、過去の自分の飛躍的な成長経験を理論として身につけることで、いつか死ぬ瞬間まで、自分がずっと・もっと成長し続けたいというのが動機でした。

しかし、その理論を学び、友人や初対面のクライアントの方々とセッションでお話ししていると、

◆自分にはない他者の素晴らしい才能や欲求に触れることで、自分のインプット欲が恐ろしく満たされて興奮する
◆クライアントの方々の才能や欲求に照らして、
ご自身の現状は整合してなくないですか??と、(私自身の能力や欲求を活かして)整合を取らずにはいられなくなる

という2点から、他者に対してコーチングすることが楽しくてたまらない、という境地に至っています。

③今後どんな方にコーチングを行っていきたいか

スクールも10月には卒業予定なので、修行もいよいよ佳境です。
学び始めた当初は思ってもみなかった、コーチとして仕事したいという欲求が湧いている中、自分が死ぬ瞬間に1㎜も後悔しないために、どんな方の本音の欲求に基づくゴール設定と飛躍的な成長をお手伝いをしたいか、を考えてみました。

■現状に甘んじることなく、より良い自分になろうとする成長意欲をお持ちの方
■自らの本音の欲求に真摯に向き合い、やりたいことはやる、やりたくないことはやらない、というシンプルな意思決定を行い、行動に移せる方
■決して言い訳をせず、自らの本音の欲求に従って起こった結果に責任を取る覚悟のある方
■自分の選択・意思決定により生じた成功も失敗も含め、あらゆることから常に学びを得ようという謙虚さのある方
■自分の常識は他者にとっての非常識となりうるなど、視点・視野・視座を変えて、自分自身を客観視できる方

冒頭に書いた、自分自身の生きる姿勢とも合致するものです。
個人的には、歴史や異文化(外国)を、視点・視野・視座をダイナミックに変える一助としているので、同じようなところに、自己の客観視のドライバーがある方とは、お互いに楽しくお話ができるのではと思っています。

ということで、今回のnote記事を読んで、自分には合いそうだからコーチングセッション受けてみたいなと思った方、下のお申込みフォームからご連絡ください。
あなたが、本音の欲求と貴重な才能とに忠実にGoalを設定し、飛躍的に成長するお手伝いをさせていただければ嬉しいです。

改めて、私が行っているコーチングに関するnote記事はこちら↓
認知科学に基づくコーチングとは ①脳の情報処理の仕組みと飛躍的な成長との関係
認知科学に基づくコーチングとは ②コーチの役割

※1
私の学んでいるコーチングは、日本で一般的に知られているコーチングとは異なるものと認識しています。
日本でも名が知られているコーチ養成機関である Co-Active Training Institute(旧CTI)や国際コーチング連盟(ICF)の提供するコーチングは、発展の歴史をざっくり整理すると、ティモシー・ガルウェイがテニスコーチの経験から編み出した、選手のパフォーマンス最大化のために自己の内なる敵と戦う”インナーゲーム”の考え方が米国のエサレン研究所に持ちこまれ、ワーナー・エアハードが開発した自己啓発プログラムESTをトマス・レナードが発展させたコーチ養成プログラムがルーツです。
ジョセフ・オコナー、アンドレア・ラゲスがまとめた「コーチングのすべて」では、上記の流れは整理されていますが、その中にルー・タイスは一切出てきません。
ガルウェイのインナーゲームやエアハードのESTに、私が学んでいるコーチングに共通する要素もありそうですが、ルー・タイスが自身の教育機関を設立して活動をスタートしたのは1971年である一方で、ガルウェイのインナーゲームの出版は1974年なので、やはりまったく別ものなのだと思います。

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