Nao

今あるものの背景にある時間の積み重なりに心惹かれる。

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最近の記事

映画MATRIXの私的解釈

認知科学的解釈認知科学ベースのコーチングにどっぷりつかった2021年、何度となく映画MATRIX、特に1作目を何度も見た。 見る人は当然認知科学的な視点で見ていたのだろうが、私は認知科学に触れたことで初めてそういう視点でこの映画を見た 覚醒した後に侵入するMATRIX内では、自分のマインド次第で空も飛べるし、銃弾も止められる。 そんなマインドの状態に至るためには、自己を知り、マインドを解き放つ必要がある。 自己を知るとは、この映画の中では、自分がこの世界に存在するミッショ

    • 現状の外のGoalを達成するとバラ色の未来が訪れる。のか?

      コーチングでは、クライアントの方々の欲求や才能を掘らせていただきますが、自分自身が欲求や才能に基づいて飛躍した過去の経験についても振り返ってきました。 以前のnote記事では、私が現状の外のGoalとしてフランス留学を実現した経験にちらっと触れましたが、Goal達成したらどうなるの?という話も開陳してみようと思います。 (トップの画像はゲランドの塩田です。ゲランドの塩ってそこそこ高級品的な扱いですが、周囲は草ボーボー、上半身裸のお兄さんが塩運んでるなど、田舎の産物なんだなあと

      • 私のコーチングに対する考え方

        Have toから解放されてWant toのみ追求して生きると、人間は飛躍的な成長を遂げられること、これまでのnoteでも書いてきましたが、コーチングスクールでの学びも佳境に入る中、私自身がコーチングに対してどう向き合うのか考えてみました。 ①私はどのような価値観(生きる姿勢)を持った人間か、②そんな価値観を持つ私がなぜコーチングを学んでいるのか、③今後どんな方にコーチングを行っていきたいか、という流れで整理しています。 ①私の生きる姿勢私は日々、人間はいつ死ぬか分からない

        • Have toからの解放で歴史が動くとき

          自分がHave toにまみれていたことと、そこから解放されたことの衝撃が大きすぎて、歴史はHave toとその解放という観点からどう見えるのか、最近考えています。 歴史が大きく動いた時代の1つとしては幕末・明治維新が挙げられます。 それを推進した長州藩の高杉晋作にはどんなHave toがあったのか、それをどのように解放したのか、山岡荘八の小説をもとにひも解いてみたので、紹介してみます。 (私は歴史学者ではないので、歴史的事実がどうだったのかまでを事細かに検証していません。こ

          Have toから解放されて生きると、より良い世界が訪れる件

          募集にたくさんの方が関心を示してくださり、ここまで数名の方とモニターセッションさせていただきました。まだまだ修行中なので、やりたいこと/Have toの特定やゴール設定は、うまくいくことばかりではないですが、将来を見据えて前向きになれた、とか、モヤモヤが晴れたなど、ポジティブなコメントをいただいています。 セッションを受けてくださった方がポジティブな影響を受けてくださった以上に、クライアントの方の本音の欲求や、その欲求を追求するうえで発揮している才能に触れることで、ものすご

          Have toから解放されて生きると、より良い世界が訪れる件

          認知科学に基づくコーチングとは ②コーチの役割

          1つ前のnoteで、飛躍的な成長を遂げるために必要な、脳の情報処理システムの変更について書きました。 脳の情報処理システムの変更とさらっと書きましたが、無意識レベルまで落とし込まれたシステムを変更するのは簡単なことではありません。 さあここで脳の情報処理の仕組みを理解したコーチの出番です。 Want toとHave toの探索 コーチがお手伝いするのは、Have Toをとっぱらった本音の欲求(Want To)に基づくゴール設定です。 私のロシア語学習に関するnoteにも書

          認知科学に基づくコーチングとは ②コーチの役割

          認知科学に基づくコーチングとは ①脳の情報処理の仕組みと飛躍的な成長との関係

          今日は、私が学んでいる認知科学に基づくコーチングがどんなものかをご紹介します。 これからモニターセッションを受けてくださる方は、事前にお読みいただけると嬉しいです。 認知科学って何?まず認知科学の定義とは。 日本認知科学会の会長の言葉を借りると、 「外から観察可能な刺激と反応の関係から生体内部で生じている情報処理過程を推定しようとするもの」 です。 人間は誰しも、生きていく過程で絶え間なく外部刺激をうけますが、これを脳内の情報処理システムで処理し、行動しています。

          認知科学に基づくコーチングとは ①脳の情報処理の仕組みと飛躍的な成長との関係

          Have toから解放されて生きること

          前回のnote記事にも書きましたが、目下、認知科学に基づくコーチングを学んでいます。結果、私に起きたこと。 1か月前に始めたロシア語学習が、楽しくて楽しくてたまらない。 オンラインのロシア語レッスンは週に3、4回、スマホアプリでひたすら単語やフレーズを学習。 最初はキリル文字をまったく読めず、とんでもなく難解そうだと思っていた言語が少しずつ理解できるようになる爽快感といったら!!! ああ、これが自分が心から楽しいと思えること(ひたすらインプットして、それらの情報を整理して

          Have toから解放されて生きること

          過去と現在をつなぐnoteを書こうと思った理由

          突然、歴史の知識をフル動員して、過去と現在の日本社会をつなげるnoteを書こうと思ったのには理由があります。 2月から通い始めたコーチングスクールで、自分の心からの欲求(want to)に向き合い、その欲求に正直に従ってGoal設定をしたからです。 私は歴史が大好きで、何ごとも過去とのつながりを考えます。仕事においても、初回noteに書いた、エネルギー政策と太平洋戦争のつながりといった大きな話でなく、社内打合せのような身近な場面でも、そもそも何のために、どういう経緯でその

          過去と現在をつなぐnoteを書こうと思った理由

          過去と現在をつなぎたい

          私は歴史が大好きです。 歴史のバックグラウンドとしては、 ■日本史:小学校時代に読んだ人物史マンガ、大河ドラマ、司馬遼太郎の小説、現代史は半藤一利の著作が情報源 ■世界史:高校時代は世界史選択、大学の専門はフランス史で、フランスの大学院に留学して、16世紀半ばの都市(フランス西部ナント市)史で修士号取得 というところです。 とにかく歴史好きなので、私は常日頃、今ある現状の過去からのつながりを考えます。誰しもそんな風に目の前の現実を捉えているように思い込んでいましたが、

          過去と現在をつなぎたい