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過去と現在をつなぎたい

私は歴史が大好きです。

歴史のバックグラウンドとしては、


■日本史:小学校時代に読んだ人物史マンガ、大河ドラマ、司馬遼太郎の小説、現代史は半藤一利の著作が情報源
■世界史:高校時代は世界史選択、大学の専門はフランス史で、フランスの大学院に留学して、16世紀半ばの都市(フランス西部ナント市)史で修士号取得

というところです。

とにかく歴史好きなので、私は常日頃、今ある現状の過去からのつながりを考えます。誰しもそんな風に目の前の現実を捉えているように思い込んでいましたが、万人がそんな思考回路でないことに最近気付いてきました。

特に、仕事で関わりの深かった日本のエネルギー政策について考える際には、太平洋戦争が起こったきっかけはエネルギー資源に乏しい日本が、石油資源を求めて東南アジアに進出したことなのに、自前のエネルギー源を確保するためにあらゆる手段を使うという、諸外国であれば当たり前の判断ができないことに悶々とします。

こういう判断ができない理由の1つには、先の大戦がなぜ起こったかについての振り返りが十分でないことが理由だと思っています。歴史は繰り返すという言葉があるように、過去の出来事から学ぶことは多く、未来に向かって意思決定する際にも、過去の反省を踏まえて、自分たちが生きる社会の現状を正しく認識しておく必要があるのではないでしょうか。

完全に自己満足ですが、自分が知っている歴史の知識をフル動員して、どのような歴史的経緯があって今の日本社会の現状があるのかを語ってみたいと思います。

自分以外の誰かにとって、日本社会の現状を見る目が変わる、つまりは、現状に対する納得感が高まる or 違和感が高まるようなきっかけになれば幸いです。 

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