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名作に少し近づくためのインスタントな方法

はじめに

どうも、100年の眠りから覚めました高槁直哉です。
こんにちはでしょうか、こんばんはでしょうか、いずれにしてもお久しぶりです。

だいぶ時間が空いてしまいました。SNSをコンスタントに更新してると、こういった纏まった記事を放出するのが疎かになりがちですね。いかんいかん。もっと更新して、どこかしらで共感して貰えればと思う次第です。まぁそんな大層なもんでもないですけどw

で、前おきが毎度長いですが本題はここから。

皆さん、写真をやっていく中で何かしらのインプットはされてると思うのですが、媒体って何を活用されてますかね。ネット検索や写真展はよく聞きますよね。あと映画なんてのもよく挙がります。

こういう話題になるとよく論議になるのが「写真うまくなりたけりゃ名作写真集をみるのが良い」みたいな話。
概ね自分もそう思うわけですが、でも「名作」とか言われると堅苦しい感じがするし、難しいイメージありますよね(あと結構高いものが多い。買えるもんなら買いたいわ!)自分も専門的な知識なんてものは持ち合わせてませんし、細かいところまで踏み込めたりは出来ていません。

でも、それでいいんです。

初めは分からなくても次第に理解したり、無意識に美的感覚が刷り込まれたり、見えない形で少しづつ自分の写真にフィードバックがあると思っています。だから、とにかく見る。まずはそこから。
というわけで、今回は自分がインプットの一つとして極めて気楽に行っていることを書いてみたいと思います。

ハッシュタグ検索を活用する

早速その名作や偉大な写真家に触れていくとして、じゃあそれって何よと障壁にぶつかるのですが、そこで写真に特化したSNSであるInstagramを活用しない手はありません。

やり方は至ってシンプルで「知ってる写真家の名前をハッシュタグ検索して片っ端から保存していく」です。超簡単。学生がカフェ探すのにお店の名前でタグ検索するのと、なんら方法は変わりません。というかそれの写真版と思って頂ければ。
実際やってみるとわかるんですが、特に海外の作品なんかはかなりヒットするので、ザッピングするような感覚で触れていく事ができます。

やり方

ここからは、私の事例をもとに学生気分になってポチポチとやってみましょう。レッツ検索。

Instagramのタグ検索したワードは「フォローして保存」しておく事が可能です。例えばこれ。ピンカソフのタグが付いた投稿一覧。赤枠のとこをタップするとフォローのつけ外しが可能です。こんな感じで目的の人の投稿をある意味ザッピングするような感覚で見ていけます(書いてて気づいたけど、ピンカソフ自身もピンカソフのタグチェックしてるんですね。エゴサとかするんだ。。)

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フォローしたタグは一覧で見るとこんな感じ(赤枠部分)通常のユーザーフォロー一覧と同じところに明記されます。

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さらに中に入っていって「保存してるハッシュタグ一覧」です。
タグが付いてる投稿数まで表示されます。さすがにブレッソンは多いですねー。

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最後にタイムラインの例です。これが実は一番手軽なインプット方法で、ハッシュタグを保存すると、そのハッシュタグが付いた投稿が自分のタイムラインに一般投稿と同じように流れてきます。
「あっ。いいな」→「誰のだろう」→「ブレッソンかー」みたいな思考で理解していく事ができます。

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まとめ

長くなってきたのでぼちぼちまとめです(注意点を含みます)

▼メリット
・本家の写真家が名作をバンバンアップすることはほとんどないが、一般の人がアップしたものでザッピングできる。
・細かいことは抜きに、自分のタイムラインに名作が流れ込んでくる。
・検索では引っかかりにくい写真集の中身がアップされていることも。
・キャプションに写真集名が記載されてることもあるので、興味が湧いたらもう少し踏み込んで探すきっかけにも。


注意しなけばならないこともあります。

▼デメリット
・有効活用できるのは海外の写真家がメイン。日本の写真家だとあまり機能しない。
・投稿者が写真家を間違えてたり、複数のタグをつけてて別の人の作品がヒットすることがある(よくよくキャプとか見ると間違いがわかるものがほとんどですけど)
・どうでもいい写真もヒットすることがある(タピオカ画像と一緒に「ソールライターいってきたよ」的なキャプと共にタグが並べられることがあるので注意)


さてさて、いかがでしたでしょうか。

詳しい人からすると、名作を味見するみたいな気がして嫌な気分になる人もいるかもしれませんが、小さい画面ではなくて展示や写真集などで見るほうが良いという気持ちは自分にもあります。
しかし、情報が無限に流れ続ける時代の中、あまりオープンになっていない情報は過去の物になりかねません。どういうきっかけであれ、まず気軽に触れていけるといいなという気持ちで書いてみました。

というわけで今回はこの辺で。ではでは〜。
(「この写真家さん良いよ!」とか推してる人を教えてくれたりすると嬉しいです。noteのコメントやTwitterなんかでもお気軽に!)


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高橋直哉/NAOYA TAKAHASHI
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