高校時代のこと その3

こんにちは、河村尚弥です。
今回も、前回の続きを書かせて頂きます。よろしくお願いいたします。

風呂を洗って自分を洗ってまた風呂を洗って…の繰り返し

エタノール消毒液が3日くらいしか持たなくなったので、「逆性石鹸液」という消毒液を購入し、水で薄めて使いました。
床、畳、カーペット、ドアノブ等をとにかく消毒しました。

お風呂を洗うと自分にシブキが跳ね返る感覚に陥りました。シャワーを浴びると今度はお風呂が汚れる感じに陥り、また風呂掃除をしました。何度も繰り返すのでとても疲れました。

洗濯機も洗って使っていました。洗濯機が汚れた感じに陥るからです。

ドアノブを拭いていると拭きすぎて壊してしまいました。

家中が汚く感じてしまい、父が使っていた園芸用の噴霧器を背中に背負い家中を噴霧器で消毒しました。範囲が広いので、拭くことが追いつかなくなり、噴霧を思いつきました。

問題は、消毒液でも綺麗になっていない感覚に陥り、消毒液の濃度がどんどん濃くなっていくことでした。
大量に噴霧するので畳やカーペットがびしゃびしゃになります。冬はストーブを強くして乾かしましたが簡単には乾きません。換気扇を2つ回して換気しますが、揮発した消毒液でむせ返りました。

夕方、パートの仕事が終わった母が帰宅し、私と一緒にむせてしまうのでとても罪悪感を持ちました。今でも持っています。

この話は、次回に続きます。

大人になった私からー消毒がエスカレートしていったのは強迫観念。強迫観念には騙されないぞ! 

消毒が止まらない…といった状態に陥ったときには、「実際にはない汚れだぞ」と認識し洗わない、拭かない、消毒しないことが大切ですね。

前回も書いたように、時間を測って減らしていく、回数をカウントして減らしていくことが大切です。

もう一度言います。強迫観念は、洗えません。 消毒できません。

読んでくださり、ありがとうございました。


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