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不登校になってからの話〜地域に育てられた中学校編

こんばんは。
今日は不登校をしていた中学校時代に地域とどう関わってきたか、お話ししたいと思います。

中学2年の時。地域の商店街の方達がやっていたイベントで、ベンチャーズや吉田拓郎、かぐや姫を歌っているところに遭遇した。初めて観るライブだった。
演者の方達も目の前で食い入るように見つめる僕を不思議に思ったのか、話しかけてきてくれて、ギターを弾かしてくれた。
初めて弾いたモズライトはなんかすごかった(語彙力w)

この後は、高知ならでは皿鉢料理をご馳走になって別れた。


そんな楽しい思い出を胸にしまいながら、友人からバンドに誘われ練習に追われる毎日。
そんな時、フリースクールに作業着のおじさんがやってきた。

通称Mr.Kさん。Kさんは若い時からギターを弾いていて、地域のイベントのブッキングをしているそうだ。
僕たちの活動を誰から聞いたのかわからないけれど、地域の野外音楽イベントの出演オファーを持ってきてくれた。
もちろんメンバー全員大喜びで参加させて頂く事に。

初めてきちんとした音響で、プロのようにステージの上に上がって演奏する。
中学生には、刺激的な舞台だった。

そうして地域のイベントに出演したり、仲間内のライブに呼んで頂いたりで、僕は確かに地域の中に入り込んでいった。
『学校』という場所に馴染めなかった僕が、大人達に歓迎され、一緒にギターを弾き・歌い、笑いあえる事がとても嬉しかった。

高校に行ったのも、確かMr.Kやオジイに進言された事が大きかったように思う。
オジイは地域イベントを仕切る文学にも長けたインテリ系オヤジだ。

オジイも若い頃苦労していて、よくその頃の話をいていた。
昔聞かされた学校を卒業できない夢を僕も見始めるのは、もっと先の話。

21歳の時地元を離れた時、恋しくなったのはこの地域の温もりだったかも知れない。

今日は酔っ払っているのでこの辺にしておこう。

20201001


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猪野直也 / InoNaoya
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