【日記】みんな一緒に同じことができる場を作れる人がリーダーなのでしょう

前に読んだ「人類進化を紐解く」でキーワードだったのが、エンドルフィンです。
エンドルフィンは互いの絆を高めるのに必要なホルモンで、猿では毛繕いで放出されるそうです。

群が大きくなると、全員と毛繕いはできないので、その代わりに同じくエンドルフィンが放出される笑いやアルコールそして歌などになっていったと書籍では解説されていました。

祭り事を見ていると、盆踊りをして御神酒を飲んで、そして民謡を歌う。
そういう行為を通じて集団がひとまとまりになり、社会が安定感をつくっていく。
エンドルフィンから見ると理にかなっているのです。

僕の好きなアーティストにJacob Collierという方がいます。
クインシージョーンズが認めた、近年の天才です。
彼のLiveでのパフォーマンスをみてください。

完全に集団をまとめ上げていますよね。
これ相当エンドルフィン出てますよね。
こういうミュージシャンなどのアーティストは大衆をまとめる力があります。
これがホモサピエンス的なリーダーの素質だと思います。
政治家もそうかもしれません。

マーチンルーサーキング牧師の有名な演説です。
ここでもみんなが手を取り合い一緒に歌っています。
エンドルフィンでまくってます。

I have a dream !
何とも力強くそしてリズムのある心を掻き立てるような演説でしょう。
僕は演劇部でしたから、演じようと思えばできますが、こういうのができる人って凄いなぁっと。
ハロー効果もあると思いますが、ミュージシャンやアクターが影響力を持つのはこうした人をまとめる力なのだと納得しました。
エンドルフィン！ホモサピエンスはやはり、ホルモンに支配されてますね。
ホルモン！面白すぎます。