【マガジン】まだ苦しみが小さくなっていないなら、ヨガの実践法が間違っているかもです
ヨガの実践を僕もかれこれ18年行っています。
始まりはNYスタイルのヴィンヤサでした。
そこからヨーガセラピー、そして太極拳と理学療法の融合的なヴィンヤサ、さらに伝統的ヨガを学び、やっとヨガの意義が心身ともに分かってきたという感じです。
そして最近ヨガのいうところとの、苦を減らし幸せに気づくという状態になってきました。
苦しみという苦しみはほぼ感じませんし、好奇心と向上心は失わずに、でもエゴは限りなく小さくなり、拘りも専門家として職業上はありますが、苦しみを作るものはありません。
ヨガの実践によって、社会において自分の置かれている状態に危機を感じたり、必要以上の不安も恐怖もありません。
山に行ったり海に行けば恐怖はありますけどね。
妄想の中でのそれらは消えました。
妄想をしなくなったので、いつでも今にいようと思えば入れますし、物事の捉え方もネガティブな要素は気づけるので消すことができます。
ヨガは人格を向上させるとカイヴァルヤダーマではいっています。
人格というのはそれぞれの社会通念や価値観によって影響されるので、向上というのは普遍的な表現としては適切ではないと思いますが、少なくとも妄想に振り回されて、感情をコントロールできず我を忘れるということはヨガの実践で無くなります。
冷静に物事を捉え、客観的思考で物事を俯瞰できるようになります。
色々と言いましたが、ヨガの力はそういうことの変容です。
ですから、10年以上やってもそのういう効果がないのであれば、それはヨガの実践法が間違っている可能性があります。
僕も試行錯誤しましたが、今は色々みてきたからこそ(歳もとりましたが)、引いた視点でヨガの意義や効果的な実践方法について理解できているつもりです。
今回は、どのような方法で実践するとヨガの効果を得ることができるのかを少しまとめてみたいと思います。
ここから先は
ヨガインストラクターのための指導ポイント
ヨガ指導におけるヒントや有益な知識情報をお伝えします。特にヨガの解剖学や安全安心な指導への情報を中心にお送りします。
よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。