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【子育て日記】檜原森のおもちゃ美術館

幼稚園の遠足で行ったことがあるので、また行きたい!と次女にせがまれて行ってきました。
檜原森のおもちゃ美術館。

なんとなくHPから想像はついていたのですが、ある意味そのまんまでした。
木でできているというだけで、他に何か真新しいものがある訳ではなく、確かに幼稚園児向けだなという感じでした。

雨の日に、どこにも行くところがないなら経験として一度行ってもいいかなという感じ。

入館料は大人¥1000で子ども¥700。
交通費を考えると、八王子でも約1時間かかるので、その価値は、、、という感じでした。

広い空間

美術館というだけあって、展示物も多く、世界のおもちゃなどがありました。
ただ、これは子どもにとっては、見るだけでなんの興味も価値もないでしょう。
こういうのを飾って喜んでるのは大人なので、まぁそういうところだということです。

展示

コマやジャイロなど子どもの頃に遊んだ懐かしい道具は童心に帰って楽しかったですね。
ここにこなくてもできるものですが、逆に普段こういう遊びをしていなかったなとタブレットでアニメや映画ばかりの現代の遊びについては反省する機会になりました。

コマなど

ここは幼稚園の遠足に確かにちょうどいい感じがしました。
天気は関係ないし、怪我するような危険なものもほぼない。
幼児はいつまでも夢中になるので、こういうレベルでいいのかも知れません。

ただ、やはり自分の子どもと遊ぶとなると、外の普通の森の方が楽しいですね。
森といってもただ木を使って作った遊具や部屋ということですから、森という名前はついてますが、森で遊ぶのとは雲泥の差です。

風も香りもない、天気が関係ないということは、そういう天候という体験もないということです。
虫も動物も生き物はいないし、発見も想定外のことも起こらない。
こういう刺激のない環境で子どもが育つかといえば魅力的には育たないでしょう。
動物園の動物状態です。

僕ら動物や生物は環境の変化に対応する、また食べ物を探す、逆に食べられないように逃げる、それが本来です。
木の実を見つける、生き物を見つける、天候の変化に対応する。
それらが生きる知恵であり、生命力であり、そこに集中力や発想力などが付随して育っていくのです。

こういうところに来ると、人間が頭で(空想で、人工的に)考えた子どもの遊び場のレベルの低さに驚きます。
というか自然に叶うものはないのに、その自然の素晴らしさに気づいていない田舎の人達の郷愁を感じます。

田舎の人ほど、綺麗な展示をしたり、カッフェをやったり都会ぶるのです。
田舎は、自然そのものが価値なのに、、、。
僕なら、屋根は作っても外とは隔てない空間にしますね。
寒いなら服を着ればいい、暑いなら脱ぐ。
蚊は嫌なので蚊帳は張るでしょうね。

おもちゃは自分で作る。
作り方、遊び方を教える。
素材からもりでや川で探す。

ここでは木のボールに名前を掘るのを¥1000とか、意味わからないことされてました。
子どもの心を無くした大人が作ったことよく分かる施設でしたね。
少なくとも僕の童心はコマ以外何もワクワクしなかった。
近所の公園の滑り台と何が違うのか分からなかった、、、。

批判的にコメントしていますが、幼稚園の遠足には最適だと思います。
おもちゃで遊ばせて、そのまま販売につなげるところも経営的にしっかりているなと感心しました。

要らぬ助言ですが、こういうのを作りたい方は手塚さんが手がけた立川のふじ幼稚園を参考にすれば、田舎らしい施設が作れると思いますよ。

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Naoto
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