見出し画像

【マガジン】有限な時間をヨガに費やす価値とは?

ヨガの実践となると、ポーズ(アーサナ)を取る時間が圧倒的に多いと思います。
ポーズの練習よりも瞑想の方が長いという人は少ないでしょう。
浄化法を習慣にしてる人も、呼吸法の時間を日常でとっている人も少数派でしょう。
身体は分かりやすいですし、効果もすぐ感じれるので実践としては確かに最適だと思います。

講義などでこのアーサナの取り方をお伝えすることが多いのですが、その中で参加者の方によく問うのは、アーサナを練習するその時間、コストに見合った方法で練習していますか?ということです。
指導者であれば、その指導は受講者にとって、本当に有益になっていますか?ということです。
練習をして何を得てもらいたいのか?を考えていますかということです。

以下の質問に答えられますか?

なぜ足を首にかけるポーズの練習をするのですか?
手で体重を支えるとどんないいことがあるのですか?
ドロップバックができるとどんな効果があるのですか?
逆立ちができると苦しみが減るのですか?

質問

正直、こんなことを聞いてくる方はそういないでしょう。
でも、筋トレをするにしても運動をするにしても、何かしらのメリットがあるから時間を割いて、お金を払って取り組むわけです。
ヨガの実践もそれと違うかといわれれば、別に上記のような質問があってもいいはずです。

気持ちいいから。
スッキリするから。
達成感がある。

そういう漠然とした動機で十分の人もいるでしょう。
それで十分かもしれません。
しかし、こういう結果になる人も多々いるのです。

関節を痛めた。
痺れが出るようになった。
いつまで経ってもできないので劣等感に苛まれるようになった。
依存して練習ができないとイライラする。
SNSや他人の目が気になる。
疲れた。
何が本当か迷うようになった。

これはヨガの実践の方向性や、ヨガ本来のその意義を理解していない人に習ったからでしょう。
時間とコストを払って苦しみが増えてしまう、、、こんな結果は残念です。
今回は、その練習は何のために行うのかを考えてみませんかという提案です。

ここから先は

3,248字
ヨガの解剖学の第一人者直伝のヨガ指導のポイントをお伝えします。他ではあまり伝えない内容もここではお伝えします。怪我のないヨガ指導。自分らしいヨガ指導。ヨガインストラクターとしての指導のポイントをお伝えします。

ヨガ指導におけるヒントや有益な知識情報をお伝えします。特にヨガの解剖学や安全安心な指導への情報を中心にお送りします。

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。