7期目なのに何もないスタートアップが、0からパーパス・ミッション・バリュー、更には会社紹介PVを作り、ついにリリース!!
こんばんは、NEL株式会社の寺尾です。
NELはブランドとお客様を“推し“でつなげるプラットフォーム「osina(オシナ)」やマーケティングソリューション事業を展開するリテールテックカンパニーです。今でこそ、NEL社は街を歩けばよく見る大手のメーカーさんや小売店さんとお取引が広がり、昨対比200%以上で成長しています。大きく採用を加速するフェーズとなりました。
そんな会社に私は約10ヶ月前に大手メガベンチャーのサイバーエージェントという会社を退職後、経験0でスタートアップに入社した新米COOです。
▼過去記事
サイバーエージェントでは「21世紀を代表する会社を創る」という素晴らしいMissionを掲げ、インターネットを主軸に事業・会社拡大させ、全社員が市場に対して熱量を高く働いていた組織でした。
私は新卒からそういった会社で働いていて、子会社や事業の立ち上げの場面では常に「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)=組織が進むべき方向性」を創り、情報発信していくのは、ある種、当然だと思っていた文化の人間でした。
実際にこれまで事業責任者や特定領域のマーケティング統括・営業統括などのキャリアの中で、組織において共通言語の有無がどれだけ組織実行力や統率力に影響を及ぼすか、を身を持って嫌と言うほど経験してきました。
そんな私がNELに入社を決意して間もないころ、昨年の年末(2023.12)に社長である西田と会話している中でのことです。
寺尾「そういえばNELのMVVってなんですか？」
社長「そんなのないですね〜、作らないとです、寺尾さん」
寺尾「？？？」
といった会話がありました。笑
MVVも会社が出来上がってすぐには必要ないものですが、NELは7期目の会社でもあったので、さすがにあると思ってたので衝撃でした。そこから約1年近く経ちやっとMVVも決まり、下記のような記事も出せるようになりました。
パーパス・ミッション・バリューが決定！
本当にドラマの1話1話のように、毎日なにかが起きる会社のNELです。
まだまだスタートアップフェーズの企業として、本当に何もない状況でした…笑
しかし、何もないからこそ、全員で創っていく。
そういう一つ一つは大変だが本当に楽しいと感じています。
また、我々はリアルな会社の成長記録もオープンに残していこうと思い、コーポートnoteも更新しました。
おそらく今後会社を拡大していく中で、変わっていく部分、変わらない部分があると思いますが、NEL'S PMV Vol.1はこれで決定しました。
経営陣で話している中で「しっくりこないな〜」となる場面もあり、想像以上に時間がかかりました(約10ヶ月)が、今の我々にとって伝えたいこと、大事にしていきたいことを言語化できたと思います。
余談ですが、みんなでどんな会社？という議論の際にポストイット形式で出していた際に、営業部長の山川から「実行・実行」というキーワードが出てくるレベルから考えると、ここまで言葉が仕上がったと感動しています。笑
会社動画も解禁！
社員や関係者の皆様からも「NELのことを周りに伝えたいのに中々伝えるのが難しい」と言われたことがきっかけです。
確かにやっていることや、NEL独自の強みを全く知見がない人に伝えるのは難しい。その上、馴染みがない言葉が多い領域でもあるので視認的にも理解していただくために作成することにしました。
実はこの動画も社長には許可を取らずに勝手に走り始めたことであり、動画編集に入る直前に社長に「こういうの作りますね(確定)」で伝え、「いいですね笑」からスタートできたのも、弊社らしさがある話だと思います。
その他にも事業紹介動画も併せて作成しました。
是非ご視聴いただけますと幸いです。
▼ブランドとお客様を“推し”でつなげるプラットフォーム「osina(オシナ)」
▼“バズる”で終わらせない戦略を。マーケティングソリューション事業
いま、「ここ」から創っていく大変さと楽しさ
冒頭にもあった通り、前職では会社の成長に必要なリソース・環境が理想通り揃っていました。そこから人も、お金も、モノも、情報もないが、未来を自ら創っていくスタートアップ企業に入社しました。
しかし、何もないからこそ、どんどん創っていかなければ未来がない。
だからこそ、社員の一人が「こういうのをやりたい！」という一言から全員で「やってみよう！」となり、始まる文化もあります。
そういった日々の変化と、社員1人ひとりの101%の努力の継続で会社が一歩一歩進んでいる感覚があり、大変でありながらも体験したことがないような楽しさと充実感があるのが今のフェーズだと感じています。
今回リリースした中に「Big Impact」というValueを定めました。
これは言葉の通り「インパクトが大きな行動をせよ」という意味です。
案外忘れがちな考えだと思っています。
例えば会社員の一般的なミッションは、評価制度や与えられた仕事の範疇で失敗せず計画通りに達成させる力が求められます。もちろんその力は素晴らしいものだと思っています。
一方、スタートアップの中にいる社員にはそれ以上を求められていると考えています。予定通りの100%の成果ではなく、その人に任せるからこそ想定以上の数百%の成果が生まれる瞬間に期待し、会社としては抜擢します。
だからこそ、私は社員に対して達成した「その先」の未来の話をすることが多いです。その達成した先にどうしたいのか、その仕事の影響で組織にどういうImpactを残せるのか。そういったことを大事にしつつ、各メンバーに対する権利移譲を大事にしています。
権利移譲するためにも、この「Big Impact＝本当に大きな仕事に集中しているのか」を問いますし、そういった環境を自分が作れているのかを、日々自問自答をしています。
NELの中心になってくれる未来の仲間を募集
有り難いことに事業は伸びており、2025年度は飛躍の年になると確信している中で、全力で一緒に働いてくれる方を探しています。
少しでも気になる方は私にDMでもいいのでご連絡お待ちしています！！