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【お腹の痛みと心の弱さ】-12「試した漢方薬」

私が若かった頃の1990年代。漢方薬を自分で調べようと思ったら本を買うか、図書館で学ばないといけません。
ネットでサクサクと効能や副作用なんて情報を得ることのできない時代でした。
そのため、病院に行き先生に症状を伝えて、処方された薬を飲み続けました。

最初に処方されたのは『補中益気湯』という漢方薬です。
補中益気湯は病後の体力増強や食欲不振、消化機能の衰えた虚弱体質の人が服用します。
1ヶ月飲み、3ヶ月飲み、半年飲み・・・
先生の診察で、「改善されてないようだから他のを試しますか?」と言われ、「お願いします」と伝えて、新しい漢方薬を飲みました。

次に処方されたのは、『六君子湯』という漢方薬です。
六君子湯は胃腸の機能低下、食欲不振に使われ、通常、胃腸が弱い、疲れやすい、手足が冷えやすい人に用いられるそうです。
これも数か月続けましたが、改善されているように感じず、次に『加味逍遙散』という漢方薬を飲みました。
『加味逍遙散』は冷え症の人や虚弱体質の人などの治療に使用されます。 肩がこり、疲れなどにも処方する漢方薬です。

これらは顆粒のものでしたが、水から煮出した煎じ薬も飲みました。
煎じ薬は名前を忘れましたが、水やぬるま湯でさっと飲むという手軽さがなて続きませんでした。
ただ、不特定におきる私の腹痛。痛いときは真面目に薬を飲み治まって薬もなくなると、病院に行くこともなく、そのうち漢方薬を飲むのもやめてしまいました。


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