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ブックギャラリーポポタムさんがとてもオススメという話。 日々、たぬき。
7/27土曜日。やっと夏を連れてきた空の日の午後、池袋にあるブックギャラリーポポタムさんへ足を運びました。
今日はそのポポタムさんをオススメする話です。
良ければ聞いていってくださいな。
池袋西口を出て、西口公園、メトロポリタン劇場の横を抜けて、住宅街へ。
およそ8~10分程の道のりをてくてく歩きます。
閑静な住宅街に入って程なくすると、小さいながら緑のある公園が見えてきて。
その横を抜けたところに、ブックギャラリーポポタムさんはあります。
自費出版や珍しいサブカルチャーの本が手に入る書店というと、中野ブロードウェイ内のタコシェさんを思い出します。タコシェさんは学生時代よく中野ブロードウェイにいたこともあって、よく足を運んでいた。
そんな感じかな、とまだ見ぬポポタムさんを想像しながら歩いた。
お目当てはトキワセイイチさんの「きつねとたぬきといいなずけ」のvol.3とおまけブックだ。
即売会などのイベントが毎々予定が合わずで買えていなかった。
因みにvol.1+2はタコシェさんで購入した。
ポポタムさん到着。
住宅街の中にあるのでとても静か。
その静けさを壊さないように、ゆっくりとドアを開けると現れたコンパクトな店内。床面積はタコシェさんと同じくらい。
入り口やその面の壁はガラス窓になっていて、土曜の午後の夏の色を含ませた柔らかな光が注いでいた。
お目当てのきつねとたぬきといいなずけを探しながら、本を物色。
読んだことのない魅力的な本がずらりと並んだ本棚の端から端まで眺めて。
手にした本を買うか買わまいか悩む一時は、大型書店で物色するそれとはまた違っていた。
音楽で言うと、小さなアットホームなライブハウスやレストランを貸切ってのライブに似ているなと思いました。
熊谷のモルタルレコードや、渋谷のMorisを貸切ってのOBAKEのライブをふと思い出す。
程なくしてお目当てのきつねとたぬきといいなずけを発見。おまけブックも残っていた。
宮沢賢治ファンなので、澤口たまみさんの『宮沢賢治愛のうた』も一緒に購入。
ほくほく顔で本を受け取ると、奥のギャラリーに無料で入れることを教えて頂いた。
奥は白壁の一部屋のギャラリーになっていて、ハダカタヒトさんの個展「まどのそと」が開催中でした。
初めて拝見しましたが、ノスタルジックでほの暗い、すこし可愛らしさのある画風で素敵でした。
斜線と彩色を組み合わせた技法は、注意して見ると本当に細やかで、斜線の向きも敢えてずらしたりすることで光の方向や質感を表現されていた。
壁二面に掛けられた複数枚の作品でストーリーになっていて、一通り拝見した後、2週目も拝見。
普段知っていて目的として足を運ぶ作家さん以外の作品に、本を買いながらこうして出会えるのもポポタムさんの魅力だな。
なんて考えつつ、お店を後に。
もと来た住宅街を、音楽を聴きながら駅へと歩いた。
この日はCOUCH。
驚くほど穏やかな気持ちになっている事に気付き、本を選んでギャラリーを拝見したことがとても良い体験だったなぁと。好きな場所が増えた嬉しさもあって、こうしてnoteに残しておくことにしました。
池袋西口。少し歩きますが、いい運動になります。
池袋に起こしの際、お時間ありましたらぜひ。
ご清聴ありがとうございました。
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