「じゃない方」の子を想定できるか

子供たちは一人一人違う。
それは当たり前であるはずなのに、どうしても忘れてしまうのは、きっと私だけではないだろう。
例えば、「宿題を無しにすれば、子供たちは喜ぶ」という言葉を聞いた時に”喜ばない子”を想像できるだろうか。
宿題があった方がいいのに、と思う子を想定できるだろうか。
子供たちは一人一人違う、とするのなら、宿題がなくて喜ぶ子もいれば、嫌がる子もいるのではないだろうか。にも関わらず、そういう子を自分のクラス、自分の学校で具体的に思い浮かべることは、なかなか難しいものだ。

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