10年ぶりにハマったアイドルはパンダだった/モーニング娘。'20山﨑愛生
アイドルを好きになって10年。元をたどれば小学生の頃、モーニング娘。や松浦亜弥を好きになり『桃色片想い』のような恋ができたらな、と憧れるティーンエイジャーだった。
大学4年の夏。『涙サプライズ』を聴いた瞬間、赤チェックの制服とセンターで踊るあっちゃんに夢中に。くしゃ笑顔も不安定な性格も全部ひっくるめたセンターオーラに魅了されて、握手会も卒業コンサートも足を運んだ。
私はアイドルであれば誰だって好き。それは八方美人なのではなく、アイドルという存在を尊敬しているから。かわいいのにかっこ良くて、輝きの裏にある葛藤や努力に共感し応援したくなる。だからハロプロも48グループも、ももクロもそれ以外のアイドルも応援してきた。
でもあっちゃん卒業後、一人を推すことはなかった。
昨春から今のモーニング娘。を好きになっていた。
そしてある日、一人の女の子のパフォーマンスに目を奪われた。
(公式サイトから転載)
モーニング娘。'20・15期メンバー、山﨑愛生ちゃん。愛が生まれると書いて「愛生(めい)」ちゃん。3年間の北海道研修生を経て、昨年6月モーニング娘。のメンバーに加入した。
北海道からやってきた愛を生み出す女の子
先にお伝えしたいのが、愛生ちゃんの魅力は写真や文章じゃ半分も伝わらない。だからこの文章を見て興味を持ってくれた方は、ぜひYouTubeなどで動く愛生ちゃんを見てほしい…(末尾におすすめ載せています)。
最初は研修生上がりの元気な女の子だと思っていた。華奢なスタイル、愛嬌のある笑顔、パンダさんが好きで、おっとりした口調もかわいい。でも彼女は想像以上だった。
愛生ちゃんを好きになって人生が楽しくなったと言ったら大げさだろうか。
33歳の私が夫に「パンダさん・・・パワー!」とパンダさんパワーを浴びせさせてしまう。
え?パンダさん…?と思った人もいると思うけれど、良ければついてきてほしい🐼愛生ちゃんの凄さはこの先にある。
ハロプロ52人中第3位、新人らしからぬパフォーマンス力
愛生ちゃんは「パンダが好きな無邪気な女の子」だけじゃない。
パフォーマンスがとんでもなく素晴らしい。先日行われたハロー!プロジェクト所属アーティスト52名がTVでソロパフォーマンスを披露する「ソロフェス!」では第3位に選ばれた。デビューから1年しか経っていないのに。
(載せちゃいけないと分かっていますが、あまりに可愛いのでお許しを…)
愛生ちゃんは歌もダンスも魅力的だ。かわいい容姿とは裏腹にお腹からしっかり強い声を出す。ダンスや体の動き、表情もその曲に合わせて演じ分ける。
無邪気な笑顔と不意に見せる妖艶な色気がたまらない。世界観を理解した上で表現するのが本当に上手。
選曲(チャンス!/月島きらり starring 久住小春)はもちろんのこと、間奏でお団子→ツインテールに変身するアイデアも愛生ちゃんのかわいさを存分に活かしている。というか愛生ちゃんのくるくるツインテールって死ぬほどかわいいですよね?
「パンダさん愛」を貫くキャラクター性
愛生ちゃんを語る上でもう一つ欠かせないのが「パンダさん」。えーと、要するにパンダという動物が好きなんですけど、好きすぎて頑なに敬称である「さん」を付けて呼ぶことを決めている。どんな話を振られても「パンダさん」を差し込む。
はじめは「大丈夫かな…?変なキャラ付けしちゃうと後で大変じゃないかな?」とドキドキしていた。でもあまりにも堂々としていて。「パンダさんが大好き」という想いがぶれないから、YouTubeで企画を持つほど広がりを持つほど。
今やモーニング娘。の他のメンバーも「パンダさん・・・パワー!」と真似してしまうほど徹底ぶり。アイドルは多かれ少なかれキャラクター性が求められる。このパンダさん普及率は愛生ちゃんが自己プロデュース力が高い証拠だと思う。
決しておしゃべりではないけれど、ポロッと面白い一言を残すクレバーさもある。有名なのは研修生発表会2018年に歌唱賞を受賞した時のコメント(YouTubeで検索してみてください)。
ブログも毎日毎日更新して、内容もきちんとある。自分の思いや喜びを自分の言葉できちんと語りかけている、15歳なのに!私のナイトルーティンはお風呂上がりに愛生ちゃんのブログを読むことだ。
(あんまり得意ではない自撮りを堪能できます(笑)自撮りが得意じゃない所も推せる…)
誰もが虜になる”動く愛生ちゃん”
愛生ちゃんの魅力は動く姿にある、と誰もが口を揃えて言う。ということで個人的に大好きな「動く愛生ちゃん」動画を投下します。
モーニング娘。'20『LOVEペディア』
ー1:52「ラァーブペディア」の破壊力!声明るくてかわいすぎ!
ー2:20頃「誰かに訊いたとこで納得するの?」この部分はかっこいい!
令和に舞い降りた天性のアイドル
愛生ちゃんは一見天然のように見えるけれど、おそらく天然ではない。でも計算でもなく、自然体でアイドルを楽しむことができる天性の女の子だと思う。
これから年を重ね、どんどん大人になっていくけれど、その過程をファンとして見守れることが本当にうれしいし、奇跡だと思う。
愛生ちゃんは「ソロフェス!」で月島きらりstarring 久住小春の『チャンス!』という曲を選んだ。この曲の歌詞が愛生ちゃんからファンに向けたメッセージにしか思えない。
チャチャ chance! どれだけ変わっても
チャチャ chance! 変わらず見ていてね
キラキラのこの先の道を歩くわ あなたとね
どれだけ変わっても変わらず見ているし、これからどんどん成長していくのが楽しみです。
愛生ちゃんの1st写真集は私が撮りたいと思っていたのだけれど、6月に発売されたので、2nd以降を虎視眈々と狙います(笑)