どん底だった私が幸せになったわけ
タイトルにもあるように、私の過去2年は本当に苦しくてどん底だった。
そんな私がそれを乗り越えてどうやって幸せになったのか、シェアできたらなと思う。
1. 全ての始まり
2. どん底の人生
3. 大切な人の死
4.主観性で生きてみる
5.どん底から学んだこと
6.伝えたいこと
1.全ての始まり
2018年、高校卒業と共に、ワーキングホリデービザでオーストラリアに行った。
理由は日本での人生はクソだと思ってたから。
「環境さえ変えれば、周りさえ違えば、
人生は楽しくなる」
本気でそう思ってた私は、なんの努力も考えもなしに、オーストラリアに飛び込んだ。
オーストラリアではたくさんの人に出会った
たくさんの経験をした。
でも人生は何も変わらなかった。
こっちで輝けるそう思ってたわたしは、
「クソだったのは自分だ。日本のせいや、周りのせい、環境のせいにして、自分自身は何も考えず改善しようとしない、まず自分自身を変えなければ」
とやっとやっと気づいた。
一つ良かったのは、それに気付いた場所としては間違っていなかったと思う。
周りには日本だったら出会えないようないろんな人がいて、たくさんの意見が、人生が、飛び交っていた。
自分の考えを持ち、夢をもち、自分の人生を楽しんでいる人に出会った時に、
「自分を変えて、彼らみたいになりたい!」
と思った。
2.どん底の人生
最初は自分を変えたい一心が最高のエナジーとなって、自分を後押ししてくれた。
全ての瞬間はクソな自分を変えるチャンスだと思って毎日もがき続けた。
でも何が問題だったかというと
・常に他人と比べていたこと
・焦っていたこと
・自分自身を受け入れることさえ、拒否してたこと
あの人は勉強ができる、あの人は話がうまい、あの人は明るい。羨ましい。わたしもそうなるべきだ。なんで彼らみたいになれないんだ。
常に自分と他人を比べて、自分のことを知ろうともせず、自分を評価していたせいで、自分のことが心底嫌いで、そんな自分を受け入れることさえ辛かった。
日に日に焦りと、自己嫌悪と、自分に対しての劣等感が増えていき、ついには
死にたい、こんな自分は死んだ方がマシ
と考えるようになった。
毎日が地獄で、笑うこともリラックスすることもできず、何をしても楽しくなかった。
人生で、ぶっちぎり1番辛かった時期。
3.大切な人の死
そんな中、祖母が死んだ。
愛する人を失ったことがなかったわたしには、初めての出来事で、感じたことのない悲しみが襲った。
残された側の痛みを知った時、死のうと考えることをやめた。
死ぬこともできず、自分を好きになることもできず、どん底で逃げ道がなかった私は、
「考え方を根本から変えなければ、一生地獄だ。」
と思い、がむしゃらに何をすべきかを学んだ。
4.主観性で生きてみる
当時ニュージーランドにいたわたし
いろんな国のアクセントや、文化を煙たがるのではなく、それぞれを尊重し受け入れてるニュージーランドの移民社会の中で
一人一人が個性的でありのまま、そのままで人と繋がってる周りの人達と出会った。
そこで、周りから見た自分はどう見えるかを考えたり、客観的に見て良さそうなものを得ようとするんではなく、
「自分はどうなりたいか。
そして何を持っていて、何ができるのか、
主観的に見てもう少し自己中に生きよう。」
と思うようになった。
わたしは温かくて、自分の意見を持ってる、力強い人間になりたい。
そうなるにはどうするべきか
「笑顔でいること」「正直であること」
みんなできるような簡単なことでも、それが自分が今できるもの。ありたいかたち。
どんなに忙しくても、つらくてそれだけは守った。
何かに迷った時、周りと比べそうになった時は毎回、
「でもなりたい自分だったらこうする。周りは関係ない。これは私の人生。」
そう考えるようになった。
主観的に考え、他人が何を思ってるか、過剰に考えるのをやめたことで、ストレスや焦りが減り、
笑顔でいることで、余裕ができ、人生を楽しめるようになった。
そして、いつも気付く人は気づいてくれる。
その当時ワーホリで働いていた職場のボスが、わたしのスポンサーになり、ビザを発行してくれると、提案してくれた。
英語力も、スキルも経験もないわたしになんでビザをサポートしてくれるの?と聞いたら
「君の笑顔が職場の調和を保ってる。心地良さを作ってる。」
そう言ってくれて、夢だった場所で長く働けることになった。
私が信じ、ただ一つ持ってるちっぽけなものを、他人に認められた時は、涙が出た。
5.どん底から学んだこと
目標なんてちっぽけでもいい、
周りから見たら、バカっぽくってもいい。
自分がそれを信じて、自分との約束を守ることで、
初めて、意味をなし、誇ることができる。
他人と比べるのをやめ、自分がどうなりたいかに主点を置いてみること。
自分を変えるって、何かいいものを新たに得ようとするけど、それが人を苦しくさせてしまうのなら、
自分が元々ある、大切にしたいものに、輝かせたいものに、フォーカスして、それを磨くことが人を一歩成長させるんじゃないかな。
どん底から這い上がるのに、
0から1になるのに、
2年かかったわたしは、またこれからいろんなことを学び、くじけ、挫折し、もがいて生きていくと思う。
でもあの地獄のような人生のどん底を知ったから、
自分の弱さを受け入れたから、
もう何も怖いものはない。
あとは上に上がるだけ。
6.伝えたいこと
死にたいと思ってた時、誰にも言っていなかった。いえなかった。人生を楽しんでいるふりさえしていた。
1つ目は、周りに迷惑をかけたくないから。
2つ目は、理解してもらえなかったり、バカにされるのが怖かったから。
誰しも痛みや、苦しみを背負ってる。
隠してたり見えなかったりする。
その人を知った気になっても
実際知ってるのはほんの数パーセントだったりする。
当時、他人の優しさでどれだけ救われたか、感謝しても仕切れない。
だから、わたしは人には優しくいたい、平等に接していたい。
そして助けを求めてたら、全力で寄り添ってあげたい。
どん底だった経験は、辛くて苦しくて、二度と戻りたくないけれど、
自分を強くしてくれた。
他人に優しくいることを教えてくれた。
そして何より、それを乗り越えた経験がわたしの誇りになってる。
でももしあの時、死んでいたら、何も知らなかった。悲しいままいなくなってた。
だから伝えたい。
もし、悩んで、苦しんで、もういなくなってしまいたいって思ってる人がいたら、
諦めないで欲しい。
2021時代は変わり続けている。
たくさんの生き方があって、
いろんな世界がある。
世界は広い、常識が常識じゃくなる時がある。短所が長所に変わる時がある。
どうか広い目で周りを見て欲しい。
もし今いるところで挫けてしまっても、
挫けてしまうことを悪いと思わないで。
失敗しても何回でもやり直せるし、
遠回りだと思っても、自分が全力でやったなら、経験となり、自分の力となるから。
自分を責めないで欲しい。
自分を愛さなくてもいい、でも拒絶しないで、
どんな自分でも受け入れて欲しい。
人は自分の弱さを知った時、強くなれるってわたしは思ってる。
そっからは何にでもなれる。
それに、どんな人でも自分が強く「変わりたい」って思って頑張れば、人は変われる。なりたい自分になれる。
そして、わたしは同じ痛みを背負っている人を助けたいと思ってる。
いつでもどこでも、そばにいたいと思ってる。
同じ悩みじゃないとしても、
どれだけ痛くて、辛いかは、わかる。
それを乗り越えた時、
どれだけ輝いているかもわかる。
何より優しくて頑張ってる人が、いなくなってしまうのは悲しい。
わたしが赤の他人の優しさで救われたように、
わたしもその分誰かを救いたい。
わたしはまだまだ未熟だし、完璧じゃないし、ポンコツなところなんて山ほどあるけど、
人生を楽しんでいるし、その価値があると思ってる
そしてそれを受け入れてくれるところがある。
今はポンコツでも、自分を磨くのをやめなければ、何にもでもなれるし、いずれ素晴らしい人間になっているつもり、、!😉笑
あくまで人生を楽しむのを忘れずに。
最後まで読んでくれてありがとうございました。