フラワー心理セラピー受講日記(9)カウンセリング技法①
20220619
今日はオンラインで参加。大阪の受講生さんも御一緒です。2枠のうち、この1枠目は扶和せら先生の授業でした。くりくりキラキラしてる目が印象的な先生です。オンラインのレッスンも慣れてきたわ。
◆フラワー心理セラピーにおけるプロセス
まずセラピーのプロセスを学習。
人間関係の交流→問題把握→目標設定→働きかけ→観察・一般化→終結
キャリアカウンセリングとそう変わらない印象です。
フラワー心理セラピーだと、「目標設定」ではどの問題にアプローチしていくのかをCLに決めてもらう段階。そしてセラピーこれをはどんな技法でフラワーアレンジメントにするかを考えます。「働きかけ」は「花で表現する」段階。この30分くらいの時間でCLは自分の気持ちや状態を花で表現していきます。
そして・・・大事なのはお花が完成した後の「観察・一般化」。CLに花を活けてみてどうだったかや、どんな気持ち変化があったかなど聞いていきます。セラピーはCLの気付きがこの場だけのもにならないよう、CLの実生活に落とし込めるようにするのが大切。傾聴を中心として適切な問いかけも重要ですね。
この講義のあと実際に「対話分析」をワークで実施。産業カウンセラーの試験を思い出しちゃったわ。
◆フラワーカウンセリングワーク
理論を踏まえて実践。クライエント役とセラピスト役、観察者役にわかれて行いました。
クライエント役がお花を一輪選んで、その花を選んだ現在の心境について、傾聴技法を使ってセラピスト役が気持ちを引き出していきます。
お花を一緒に味わい、クライエントの花に対する気持ち、花をきっかけとして浮かぶ感情を一緒に味あう。
ということなんですが、なかなかこれが難しい!
お花を使う芸術療法としての特徴は、花は肩の力が抜けて素直になれるアイテムということ。絵画だと苦手意識のある人もいるけど、花が苦手な人は少ないし、気になった花を手に取ればいいのでハードルが低い。
お花自身に個性があるし、組み合わせも効く。アレンジの仕方は多様で、自分を表現しやすいのです。セラピストも花の世界(クライエントの世界)に一緒に入りやすい。そんなメリットもあるようです。
実際には私の選んだのは、オレンジピンクのバラ。ワークでどんな受け答えをしていったのかはちょっと失念!穏やかに明るい気分になりたいという。。気持ちで選んだのだったと思い
ます。
セラピーは、このお花を選んでどんな感じでしたか、この色はどんな気持ちになりますか、花びらの感じはどうですか、葉は茎は?、その花を使ったどんなアレンジはどんなのができそうですかなどを聞いていきます。花の選択に迷っていたなら、なぜ最終的にその花を選んだのですかなどを問いかけていきます。
クライエントはそれに答えながら自分の今の心境に気付いていくんですね
今までやったことのないカウンセリング技法だったけど、フラワーセラピーの意味が少し分かってきたというか・・・こういうことなんだと腑に落ちる体験ができたレッスンでした!
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