ラベルはいつでも貼り替えられる!
「気が付く子だね。」「優しい子だね。」
子どもの頃、周りの大人から言われたことがあった。
自分自身も言われて悪い気はもちろんしない。
それが続くと、
周囲に気を付けなければならない。優しい人でなければならないと、自らラベリングをはじめる。
最初に言った人を責めているわけではない。言った人に悪気はもちろんない。
受け取った本人がそうだと感じ、それを実行し、パッケージしているのだ。
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本心はどうなのか、心の声はどうなのか?
周りを気にせず、わがままに自由に好き勝手やりたいことやりたい自分がいる。
別に他人は他人。自分本意で進めたい。
優しは人それぞれだ。
などと考える時もある。
出来上がったラベリングを見直し、自分はこんな人間です。をアピールしている。
生きるとはこういうことなのだろうか。
☆☆☆
ラベリング(考え方)は、誰かに指摘されて変えていくものでなく、行動と経験で変わってくる。
自分が貼り替えないと何も変らない。
そもそも、優しい人というパッケージラベルをしているのはどこの誰なのだろうか?
紛れもなく思い込みに過ぎない。
今あるラベルを見つめ直し、張り替えることも大切なのかもしれない。