気付いて動ける人とは
家族での食事。ふと考えさせられた。
嫁と自分で夕食の準備をした。
テーブルへ配膳するときに、子どもたちに台所からテーブルへの移動と並べるのを頼んだ。
我が家には3人の子どもがいるのだが、どうだろうか、手伝う子、自分の分だけしっかりと並べる子、何もしない子に別れた。
事細かく、箸を並べて。茶碗はここに。メインのお皿はここね。と言ったようにお願いをしないと確かに伝わらないことわかってはいるが、ただこの作業自体何回目だ。と心の中で思っていた。
よく動いてくれる長男でさえ、自分の配膳だけして下の兄弟や嫁と自分の配膳は一切手を付けなかった。
そのことについて、何も思わないのかと不思議そうに、眺めていた。
すると、長男から「何?どうしたの?」
と意外なコメントが返ってきた。
本当にわかっていないのだ。
ここで自分も我に返り、配膳を黙々としてしまった。
そして、仕事現場を思い出してしまった。
気付いて動ける人と、気が付かずに自分のことだけやっている人。また何もしない人。
確かに居るなと。
よく言うパレートの法則が当てはまると思った。
2対6対2になるやつだ。
現場全体を気にしながら動いて、自分に何が出来るか常に考える行動出来る優秀者の2。
言われたら動くがとくに自分からはとくにと言った6。
言われても何で動かないといけないのか見当がつかない2。
この優秀者、サボる者を省いたとて、必ず2対6対2になるのがパレートの法則の面白いところだ。
我が家も自分が出張などでいない時、子どもたちはテキパキと手伝いをしてくれるという。
親がやり過ぎてしまうのも良くないのである。
駄目親も時には必要と言うことだ(笑)
真面目ばかりでは自分が疲れてしまう。子どもの成長を願うのなら一歩二歩身を引き、駄目親になることもたまにはいいかもしれない。
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