替え歌を作る午前零時。記憶を海馬に定着させるのだ。
今日も早朝から、にこりーのさんどろびっちに起こされました。
久しぶりのお休み。
いつもより少しだけ朝寝坊をしようと思っていたのに。
にこは、全身全霊を込めて、私の顔面で「にやぁぁぁぁー!」。
あまりの鳴き声の大きさに、起きたと同時に爆笑してしまいました。
ご機嫌に起きれたよ、にこ。ありがとね。
どうも、なおです。
あなたは、「覚える」ことは得意ですか?
私は物事を覚えるということにムラがあります。
興味のあるもの、好きなものはスグ海馬(脳の記憶中枢)に定着するのですが、それ以外のものは驚くほど記憶に残りません。
そんな理由から、学生の頃は日本史、世界史が苦手でした。
同じ苗字ばかりで混乱したり、カタカナも微妙。
覚え方の語呂合わせにも挑戦しましたが、逆に頑張りすぎて自分のキャパ越えをしてしまい、結果いろいろ混ざるという本末転倒事例に発生。
それでも「鳴くよ(794)うぐいす 平安京」は京都の春を平安京に告げに来たうぐいすがイメージできたので海馬に即定着。
あとは、富士山麓にオウム鳴く。これは言葉のリズムが好きでした。
……数学でしたね。
文系なのに歴史系は嫌い、理系じゃないけど化学は好きでした。
実はその化学、私が大好きだと言っているにも関わらず挑戦状を叩きつけたのです!
来週の今日、小テストをします。範囲は元素の周期表1から20です。
覚えてくるように!
この話、受け入れるか、断るか。(テストだよ)
好きな化学では頑張りたいものの苦手な暗記ものです。
でも、1週間後だから毎日3つずつ覚えれば何とかなると余裕でした。
そしてあっという間に前日。
本当であれば、仕上げのはずの今日、なぜ「1番H水素」を見ているのだ私。
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
先週、先生から授業の最後に覚えるヒントを教えてくださった語呂、
「すいへーりーべ僕の船」は、私には全く刺さりませんでした。
語呂合わせのくせに、ほんと語呂合わない。
時間がない。とにかく覚えこむしかない!
元素記号はすぐに覚えられそうだけど、原子番号と元素名が怪しいな。
とりあえず、思いついた歌で替え歌をつくればなんとかなるかも。
■元素の覚え方1から10
【♪インドの山奥 でんでんむしカタツムリ…♪(子供の頃に子供達の間で一瞬流行った謎の歌)】
~水素(1)・ヘリウム(2)・リチウム(3)・ベリリウム(4)・ホウ素(5)・炭素(6)・窒素(7)・酸素(8)・フッ素(9)・ネオン(10)・ナトリウム(11)~
■元素の覚え方11から20
【♪愛して 愛して 祭りが始まる。愛して 愛して 夜が始まる♪
(謝肉祭/山口百恵)】
~マグネシウム(12)・アルミニウム(13)・ケイ素(14)・リン(15)・硫黄(16)・塩素(17)・アルゴン(18)・カリウム(19)・カルシウム(20)~
(何?この曲、何故この曲?のご質問は締め切りました)
太文字が替え歌にあてた部分です。これを一晩で覚えこみました。
歌って、紙に書いて、また歌って。
定着を本物にするために。頑張れ海馬。
1-10までは、童謡の感じで体を左右に揺らしながらかわいい声で歌うのです。
11-20までは、アイドルになりきって立ち上がり、マイクをシャープペンに変えて歌い上げるのです。
家族が寝静まっている中、私は何をしているのだろうか?と、心揺れながらの記憶定着作業。頑張ったよ、私。(涙)
おかげさまで、小テストは満点でした。
そして、その夜熱く覚えすぎたのか、この周期表の1-20オリジナル替え歌は、今も海馬に残っております。
やったらできる自分に気づいたものの、この後も日本史、世界史を好きになることはなく暗記と闘いながら学生時代は終わりました。
ただ先日、「新解釈・三國志」を映画で見た時には、もう少し勉強していたら、もっと笑えたかなと思いました。これはちょっと残念だったかな。笑