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必勝!英語学習法with Chromebook ②スピーキング

那珂です。

英語勉強法シリーズ2回め 今回は「話すこと」についてです。

只今、中学3年生の英語を担当中です。

どうも、私は中3を教える事が多いのですが、中学校1,2年と3年は、教えるポイントがちょっとずつ違います。

 中学生、高校生、英語学習者の方に読んでほしいのですが、英語を教えている先生方にも読んでいただきたいです。

 ご質問などありましたら、コメント欄からいただけるとありがたいです。


2 スピーキングは、「英語ができる人」感が一番伝わるお得なスキル!


 「話すこと」って、ぶっちゃけたところ高校入試では、テストされない技能なんです。

 自由英作文でも、結局答えは「文字」で「書かなければ」ならないので、話す技能を直接はかるテストは実施されていません。一部の推薦入試で、英語によるインタビューテストを実施しているところもありますが、北海道では数校です。

 でもね。

 進学した先で、英語の授業をすると、オールイングリッシュだったりする。そうすると、

「話せないやつ=英語できない人」「話せるやつ=英語できる人」

 って思われちゃう。

 社会人になると尚更ですよね。英語で仕事しなければならない人も多いでしょうし、プレゼンテーションや、電話応対、会議でのスピーチなど、「英語を使う場面」では、必ず「話す」場面があります。

要するに、日常を「英語」で過ごそうとすれば、「話すこと」は避けては通れない必須の「技能」なのです。

 話すことは、聞くことと密接に関わっています。

 聞いた英語を100%理解する必要はないと思います。だいたい80%くらいわかればOK。話しているうちに、意思疎通はできるから。

 それに、話すことに100%の正確さを求めているわけではありません。

 日本の英語教育の弱点は、「色々な英語に接することができない」ということだと思います。

 学校で使っているお手本の音声は、画一的なアメリカ英語です。教科書準拠の音声は、どこでも同じ音声を聞くことができます。ということは、色々な国の、様々なタイプの英語を聞く機会がないということです。

 日常的に英語を使う場面が多く、さらに使う人たちが多様であればあるほど、「共通してわかればいい」加減が分かってきます。

 日本人は、発音が下手だというよりも、「ミスを気にしずぎて、声を出せない」ことのほうが、話すことへの大きな壁になっていると思います。

 それから、「なりきること」への照れや抵抗が、話すことを難しくしています。英語を話す=恥ずかしい みたいなところがあるようです。

 英語を話すと人格が変わるとよく言われますが、自分もそういうところがあります。それでいいんです。

 自由に言いたいことが言える。そして、伝わる。

 その喜びを感じることができれば、スピーキングは必ず上達します。

 日常の会話は、パターンで覚える。ちょっとくらいミスったって、気にしない。中学1〜3年生で覚える表現を全て使えれば、海外でも生活できると言われています。単語の部分を入れ替えるだけで、かなりのことが表現できるはずです。

 英語検定の2次面接は、本当にこれで行けます。パターンとして、体に染み込ませるのです。

 そうすれば、頭が真っ白になっても自然と言葉が出てきます。

 事前に原稿が準備できる場合は、Chromeの翻訳機能や、翻訳アプリが役に立ちます。発音も教えてくれるので、ぜひ活用してください。

 google翻訳は、英作文の練習でも力を発揮します。(これは次回!)

 

 話し相手がいなければ、alexa やsiri  に話しかけたって良いのです。

 (寂しいけどね・・・)

 オンラインで英会話ができる方は、それに越したことはありません。

 ポケトークがあっても、google翻訳があっても、やっぱり「おしゃべり」は、人間同士、直接会って楽しみたいですよね。

 「雑談力」って、とても大事なんですよ。


さて。

 1学期最後の大きな課題は、英語暗唱コンクールのテストです。

 それに向けて、中3の生徒たちは1ヶ月以上かけて練習をしてきました。その練習でも、Chromeは大活躍。自分で納得できるまで、繰り返し課題文を聞いて覚えることができました。

 今週はもう7月、いよいよ来週からテストが始まります。

 楽しみです!

 わくわく・・・っ!!

 

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那珂(なか)
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