【寄付】Think Globally, Act Locally
こんにちは ナカちゃんです。
寄付について書こうと思い、放置してしまいました。
今日は、新しい教科書に、donate が新出単語に載っていますよ。という話です。
今年から使われている教科書は、1年生と3年生に「国際貢献」についてのユニットが掲載されています。
特に、3年生は donate (寄付する)という単語が新出単語として扱われており、アフガニスタンにランドセルを寄付する活動が取り上げられています。
この単元の最初に、donate(寄付する)という動詞が出てくるのです。
「donation [ドネーション]という言葉は知っている?」と生徒に
聞いてみると、
「それは知ってる。」という返事が。
その時間の授業コメントに、
「私、前にへアドネーションしました!」という生徒が2名いました。
「うちのランドセルは、全部寄付しました。」という子も。
その後の学習が、より身近なものになったのは、言うまでもありません。
今の中学生は、寄付することを知っていて、自分から行動していることに
正直驚いています。
昔は、寄付と言っても 赤い羽根募金とか、みどりの羽募金とか、
生徒会が取り組んでいたり、小学校ではベルマーク回収とか、そんな感じ
でしたよね。
ちょっと前までは、リングプル回収とか、ペットボトルキャップ回収とかをする学校も多かったと思います。
でも、このコロナ禍で、ペットボトルキャップ回収ができなくなってしまい、学校単位で行うボランティアが難しくなってきています。
学校みんなで取り組むボランティアが難しくなってきた半面、生徒ひとりひとりのボランティア意識が、強くなってきているのかもしれません。
知らない人どうしでも、SNSなどでつながって、
大きな活動につなげることができる。
「これは、いいことだ!」と思ったら、実践してみる。
そんな意識が、彼らの中に育っているのかもしれません。
SDGsが英語の教科書でも取り上げられて、地球規模で物事を捉えて
考えよう、という流れが加速しています。
英語を通じて、世界を知り、身近なところから できることを行動に移す。
Z世代と呼ばれる中学生や高校生は、今までの子ども達とはひと味も、
ふた味も違っています。
彼らにとっての「国際貢献」は、意外と身近で、
彼らは、身軽に行動できる勇気とつながりを持っています。
donation を 身近なことと捉え、行動する若者が
あなたの周りにもたくさんいるかもしれません。
これからの若い人の力をもっと信頼してみてもいいかな。
世の中をより良くしていくのは、
彼ら自身。
だから、私たち 大人世代は、
彼らの主張に 耳を傾け、バトンを手渡す必要があるな
中学生との日常から
教えられることばかりです。