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だんだん運がよくなる人と悪くなる人の決定的な違い

誰でもみんな、自分を動かす核心信念というものがあります。核心信念とは、
*自分に対してどう思っているか?
*他人に対してどう思っているか?
*世の中に対してどう思っているか?
の3つに分類することができます。

この核心信念によって、同じものをみても、見え方は人によって様々です。

例えば、大学教授でテレビにもコメンテーターとして出演していた女性が、ある日交通事故でけがをし、半年ほど入院することになりました。当然大学の講義もできないし、テレビに出演することもできなくなります。

周囲の人々は「ああ、かわいそうに‥」と思いました。

でも彼女は「今まで目が回るほど忙しかったけど、これから半年もゆっくりする時間をもらえた」と言いました。今まで頭の中に溜めてあったいろいろな考え事があったのですが、それを自分の中から引き出して、整理し始めました。そしてそれを文章に書き出すことにしました。そうして半年間入院している間に本にまとめて出版することになったそうです。

どんなことにも表と裏があります。100%いいことも、100%悪いこともありません。どんなことも違う角度から見てみると、違う面が見えています。

自分を知る

大部分の人々は、朝目を開けた瞬間から誰かとの関係性が始まります。パートナー、親、子供、友人、職場の同僚、先輩、後輩・・

そしていつも人に集中しています。相手がどう考えているのか、相手が自分をどう見ているのか、相手がどんな行動をするのか・・

そして自分にことは置き去りにしています。

自分がどう感じているのか、自分がどう考えるのか、は後回しにして、人が私をどう思うか?にばかり気を使っています。

自分を見て、自分を理解して、自分を表現することをしてこなかったのです。

幼い頃から「あなたは素晴らしい」という言葉をかけてもらって育った人はどれくらいいるでしょうか?
私たちの文化が何を持っているか、何になったかという成就や成果で人を評価します。

だから私たちは大部分、自分に対して【私は何か足りない】【このままの私を好きな人はいない】【何かができないと愛されない】という核心信念を持っています。

目に見えるものが価値だと思うと、絶対それを手に入れないと踏みにじられるから疲弊します。また努力して手に入れた人は、そうでない人を見下したり踏みにじるのです。

でも本当は、人の価値と言うものを地位や財産で決めるのは本性に相反します。人はその存在自体に尊重する価値があるのです。何を持っているか、何になったかに関係なく、理由なく尊重するのが真理です。

だから自分に対する信念を変える必要があります。【私は価値のある人だ】【絶対的な価値のある人間だ。】が正しい信念です。
私にとっては私が最も重要です。

自分とつながる

人から見た自分ではなく、本当の自分とつながるにはどうすればいいでしょうか?

忙しい毎日の中で、自分に集中する時間を持つことが大切です。一人になって、自分の心の声を聴く時間を持つことです。

私の好きなことは何か?
私が望んでいることは何か?
私の心地いいことは何か?

自分に興味を持ち、自分を理解することです。

他人や社会が期待する自分のイメージに自分を合わせようとするのではなく、本当の自分とつながって下さい。

本当の自分でいるとき、人は真実になります。

他人や社会から見た自分でいようとすると、何かぎこちなく、何をするにも真心がこもらず、表面ばかりの関係性しか築けなくなってしまいますし、なぜ人生がうまく行かなくなるのです。




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Naomi Shimada
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