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ス・ワンダフルとnoteとコーヒー

私はコーヒーを豆で買います
コーヒーミルでくるくる豆を挽くところが自分の快感の幕開けになる体質になってしまっているし これはもうどうしようもないサガというレベルです
ミルの握り、ハンドルの部分の突起がつまみ難く それを無理に握るので親指の付け根が痛くなる昨今ではありますが 別なのを購入するところの気分にいけず、今はこれでやっている毎日です

挽きたての豆でコーヒーを淹れ 
そのカップを持ち 窓の外を眺める
目を閉じて その香りを吸い込み 
こんどはツヤッツヤの液体を覗き込むと
その美しさに ため息が出る 
コーヒー色の鏡 ほんとにキレイ
と心のささやきが起きている
そうして一口
ああ 極上だ 極上 
美味しいという言葉しか浮かばない自分のボキャブラリーの陳腐さがもどかしい 

今朝は音楽もかけずに 周囲の音をそのままに
一杯目を飲みました 
なぜなら そんな気分だったから
曇天の空でも 小鳥はさっきから 
ずっとさえずっている・・・
そりゃ 毎日生きているのだから 
曇りくらいで さえずるのをやめることはない
私なんか 晴れてりゃテンション上がるけど
曇りはナイーブになる
小鳥の方が ぜんぜん私より 上をいっている・・・

noteを読むのもわたしは遅い ふと 
こんなにたくさんの情報に どうやって対応していけというのだろうか と 
頭が動きそうになって やめる
気分が混乱するのは 望まない

そんなこんなのうちに 
すでに一杯目は終わりました

さて 再びキッチンで2回目のくるくるです
今度は豆を変えてみましょう
変えたと言ったって 
さっきのが少し残ってミルの頭にそのまま入っておりますから
その上にザザっと別の豆を入れる 
いちいちメジャースプーンで豆の量を測らないところあります
毎回マックスに豆を淹れて また挽きます 
その都度のブレンドになるという
このやり方を 自然に任せると言います

いいなあ この 脱穀ではないけれど 
小麦 そば ではないけれど
何かを挽いている感・・・
自分が一生懸命生きているような気になる

この全てがイージー オート チン!の時代に
ボタンでどん!の時代に 
PC、スマホで海外交流もオンラインで済ませる時代に
昔は電話ボックスに入って十円玉や百円玉を高く積んでそれを焦る指で細い穴に入れながら
長距離電話したり海外にかけられる公衆電話を探していたのだと言っても誰も耳をかさない 
そんな話には。

なぜなら今はLine のビデオ通話で顔を見ながら信じられないほど安く 感覚としてはタダ同然で外国と話せてしまうという
あらゆることが手軽にスピーディーイージーになった時代です
わかっています。。。ただそれでも
ハンドルの突起がつまみにくいコーヒーミルで豆を挽く自分に
ささやかな美学を感じて自己満足でいる女がいます

そして二杯目を淹れました
そのコーヒーを飲み 
ス・ワンダフルの曲をかけ
noteの世界に入りましょう。
すると 外でカラスが かぁと鳴いている
こんなタイミングで鳴くなよ と心でつぶやいた
せっかくのnoteのゲートに立っているのだよ
一週間ぶりなのに もうちっとちがう鳴き方ができないのか
それはこっちの勝手な言い分ですね 
カラスではなく こっちの勝手な言い分です 

さて曲は ス・ワンダフル です。スってなんだ、スって


こんなコーヒーのつぶやき・・・でした
ありがとうございました
皆さんも ごきげんよう🎵

(スはイッツ、直訳すると、それは、
そりゃあ 素晴らしい って意味でした)


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