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心が決めている

録画しておいた1/16放送分の麒麟がくるを観た。

十兵衛が信長に例の茶釜を持参して意見を述べた後に信長が眼を伏せる、というか、心も耳も閉じた事を知らせるように目線を逸らした場面が印象的だった。

十兵衛と信長はかなり広い部屋でソーシャルディスタンス(笑)を取って向き合っているのだけど、

その間には往来出来ない大きな川が流れている様な、飛び越えられない深い谷があるような、
十兵衛の言葉はもう信長に届かず、響かない。

昔、ああ、この人とはもうすぐ終わるのね、と感じて芯が凍えるような感覚を思い出すような、冷たい空気を感じた。

幾つも伏線を落としてきたけど、十兵衛と信長の関係が終焉を迎えた事を実感させる回だった。

信長役の染谷さんの、あの目が忘れられない。


観終えて真っ先に思ったこと。

進言してくれる人を遠ざけてしまう人は、人の上に立つ器では無い、という事ですよね、ハイ分かりました!

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