見出し画像

day314 水星乙女座期。双子座との役割の違いについて考える。

もうすぐ水星逆行が明ける。
現在水星は乙女座にあって、これまた水星にとっては居心地のよいホームタウンだ。
そして水星のホームにはもうひとつ、双子座があるのだけれど、今日はこの、双子座と乙女座の違いについて、わたしが感じることを書いてみようと思う。

ちなみに昨日は金星について考えてみた。


水星と符合する神様はヘルメス。
ヘルメスは、商売の神様であり盗みの神でもある。そして冥界の遣いでもあるという。
羽の生えた靴であちこち飛び回り、頭の回転の速さで自分や誰かのピンチを助けることができる。交渉力に優れていて、悪く言えばズル賢い。

このヘルメスのイメージは、どちらかと言えば双子座に近いものを感じている。双子座の水星は、頭の回転がキレッキレでコミュニケーション能力が高く、おしゃべり上手だ。

対して乙女座の水星はというと、ヘルメスとは随分かけ離れたイメージなのだ。
実直、実務的で現実的、頭脳明晰で分析が得意。話すことより耳を傾けるイメージだ。

ギリシャ神話に出てくる神様の中に、ヘルメスと同じ杖を持つ神がいる。
その名はイリス。

イリスは、全知全能の神ゼウスの妻であるヘラに忠誠を誓い、お仕えしていた伝令の女神。乙女座水星のイメージは、まさにイリスそのものだと思っている。

双子座水星は男性性、乙女座水星は女性性を司っていて、会社で言うなら双子座はバリバリ働く営業マン、乙女座はキッチリ働く経理のお姉さんという印象だ。


さて、そんな乙女座水星期(まだ逆行中)の今。秋分の日あたりから、さまざまな情報を振り返り整理して分析するにはちょうどよいタイミングだったのではないかと思う。
10月2日に逆行が終了したら、次は未来に目を向けて緻密な作業をしていけそうな気がしている。天秤座の金星も、その後押しをしてくれそうだ。

ちなみにイリスの象徴は、菖蒲の花と虹。
空に虹が掛かるときは、イリスから伝言が届いているのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?