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【お仕事のご紹介】KCIキュレーター 新居理恵さんへインタビュー取材しました

京都を拠点に、アートに関わる方々 アートネイバーを取材するWebメディア「+5プラスファイブ」に、2022年から書き手として参加しています。

今回は、京都服飾文化研究財団(KCI )さんの キュレーター 新居 理恵にい りえさんへのインタビュー取材と、構成・執筆を担当しました。

ファッションと人との距離を紡ぐ−KCIの想いと活動

公益財団法人 京都服飾文化研究財団 キュレーター|新居理絵


ハイファッションや服飾史、展覧会がお好きな方なら、KCIのお名前をきっとご存知でしょう。設立からまもなく50年を迎える、世界的に知られた研究機関です。

KCIがなければ、ここまで日本国内のミュージアムで、ファッションにまつわる展覧会が開かれるようにはならなかったかもしれませんし、そもそも、 "ファッションはアートである"ということが広く認識されるようにはなっていなかったかもしれません。

このインタビュー記事を通して、世界から一目置かれるファッション専門の研究機関が京都にあるんだ!と、少しでも広く多くの方に知っていただけたら嬉しいです。

ちなみに、すでにお出かけになった方も多いかもしれませんが、2024年、京都でスタートした企画展『LOVE ファッションー私を着がえるとき』は、現在、熊本市現代美術館で、2025年3月5日(日)まで開催中です。
お近くの方はぜひぜひ、会場へお運びください!


そして、2025年4月16日(水)からは、ついに東京・初台の オペラシティ・アートギャラリーへ巡回します。もちろん観に行きます!


しかも!
2025年10月には、東京・丸の内の三菱一号館美術館と共催で、企画展『アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に』を開催するんですよ!!!


三菱一号館美術館のWebページには、ラウル・デュフィのクレジットが添えられたドレスの画像が掲載されていますが、お話しを伺った新居さんは、まさにラウル・デュフィの研究を、大学時代になさっていらしたんです。

開催の一報を目にしたときは、ハッとしました。
もしかして新居さんも中心となって、企画の準備をなさっていらっしゃるのかも、と思ったら、ワクワクがとまらず。より一層楽しみになりました。



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以下、余談です。

かつては地上波で放映され、毎週楽しみに観ていた『ファッション通信』。

アレキサンダー・マックイーンやヴィクター&ロルフによる、パリ・オートクチュールコレクションのランウェイの映像を観て、"ファッションってアート!"と感動した高校生のわたしは、KCIが発行していた研究誌を年上のファッション好きな方に借りて熟読していました。

その後、ヴィクター&ロルフのデザイナーたちは、なんと日本で、KCIと共に展覧会を企画・開催します(もちろん東京展を観に行きましたし、展覧会図録は愛読書です)。

COLORS ファッションと色彩 -VIKTOR&ROLF&KCI-

https://www.kci.or.jp/exhibitions/files/fashion_in_colors_ja.pdf


あれから、ちょうど20年。
残暑厳しい今年9月、京都で開幕する企画展をプレスとして取材し、記事を書くお仕事の機会を得ました。
京都までの交通費は自腹だったので、それならば「+5」で、じっくりとインタビューさせてもらい、ご紹介できないかな…と思い立ち、編集長へ企画を提案したのが、今回のインタビュー記事のきっかけでした。



本当に、ありがたくも貴重な機会をいただいたものの、京近美の内覧会で、新居さんをはじめ、KCIの方々のプロフェッショナルなお仕事ぶりを改めて目の当たりにしまして。


展覧会のフォトレポートもですが、インタビュー記事は尚更、絶対に中途半端な内容を出したくなかったです。
最後の最後まで、伺った内容と時間に見合うような記事を、果たして自分は書けているだろうか…と、いい意味でいつも以上に緊張感を保ちながら取り組んだお仕事であり、2024年、間違いなく最も嬉しかったお仕事でした。


京都展のフォトレポートも、このタイミングで改めてお読みいただけたら嬉しいです。写真も全て自分で撮影しています。


Naomi┃アートライター・編集
東京都内を拠点に、フリーランスのアートライターとして活動しています。
担当したお仕事について、SNSではよく告知していたのですが、お仕事が増えるにつれ、noteの更新が止まってしまっていましたので、こちらでもお知らせしよう!と思った次第です。

ご紹介できる範囲ですが これまでに担当した取材記事やインタビューのお仕事の実績は、下記ポートフォリオページでご覧いただけます。


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Naomi┃アートライター・編集
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