【お仕事のご紹介】「歌と物語の絵 ― 雅やかなやまと絵の世界」を取材しました
東京・六本木一丁目の「泉屋博古館東京」で、2024年7月21日(日)まで開催されていた展覧会「歌と物語の絵 ― 雅やかなやまと絵の世界」を取材し、Webメディア「タイムアウト東京」で記事を書きました。
企画・構成・取材執筆を担当しています。
つい先日、会期が終わってしまいましたが、暮らしの中で愛でられてきた日本美術が好きなもので、後日、イベントのタイミングに再訪。
本当は会期末にもう一度訪れたかったくらい、本当に眼福の企画展でした。
ちなみに特にお気に入りの作品は、伝本阿弥光悦「葛下絵扇面散屏風」でした。
記事中に画像と共にご紹介しているので、ぜひ。
また、最後にご紹介した「香老舗 松栄堂」の「源氏かおり抄」も買いまして、名刺のストックを入れている小箱に入れて楽しんでいます。
お仏壇のある田舎の家で育ったからか、和の香りが本当に好きです。
そして東大寺と三十三間堂、比叡山で買ったお線香を、部屋で焚いて愛用しています。お薦めです。
泉屋博古館東京は、個人的にも好きなミュージアムの一つです。
好きすぎて、こんな記事も書いています。
また、展覧会のたび、親しみやすい作品解説の講演会や、専門家によるさまざまなイベントを数多く開催してくださっているのも素敵なんです。
特に、これまでにも何度も参加していて、個人的にもとてもお薦めだと思っているのが、連続講座〈アートwith〉です。同館の学芸員の方が、自ら企画・開催している講座でして、時には、ちょっと、というか、だいぶニッチなテーマで、その道の専門家を招いてくださいます。
例えば、展示ケース内の照明について、とか、展示室内の空調について、とか、作品を紹介するパネルや展示台などの‟造作”について、とか…。
他では決して伺えないお話しが聞けて、とっても楽しいのですよ!
ちなみに次回は結構ベーシックなテーマですね(笑)。
もちろん参加したいなと思っています。
そして、泉屋博古館で開催される次の企画展は「昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」です。
そう、陶芸家として初めて文化勲章を受賞された板谷 波山さんのご子息で、とってもユニークなモザイクタイルの作品を手がけた、板谷 梅樹さんの個展です。
タイルが大好きなので、本当に楽しみすぎます。8月末が待ち遠しいです。
◎掲載画像は許可を得て撮影しています