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気が重かった会議を満足いくものにできたのは、「意図したから」

会議を設定した2週間前から、ずっと気が重かった。というのも、その打ち合わせ相手にとって、聞きたくない話をしなくてはいけなかったから。

仕事上、あまり歓迎されない会議を開催しなくてはいけないことがあります。詳しくは書けませんが、問題点を指摘するような内容です。ときには、部署間で責任の押しつけ合いが始まって、会議が紛糾してしまうこともありました。

そんなわけで、ただでさえ気が重い会議なのに、今回はなんと進行役を任されてしまった!この2週間ほど、何をしていても、会議のことが頭の片隅から離れない日々を送っていたのです。

ところが、会議の2日前、voicyの音声配信で、作家の安藤美冬さんが興味深いテーマで話されているのを見つけました。

この配信で安藤さんは、「1日の場面ごとに意図をすると、満足感が高まる」と話していました。「自分はこうする」「自分はこうある」「これを成し遂げる」といった意図をもつということです。

たとえば、このような感じです。

会議の前に「この会議で良いアイデアを出す」
友達と会う前に「2人の食事を最高に楽しい時間にする」
プレゼンの前に「必ずこの企画でOKをもらう」

これを聞いて、2日後の会議の前に実践してみようと決めたのです。

そして会議の直前、「この会議で問題点を共有して、改善に向けて動けるようにする」と意図しました。

その結果、紛糾するどころか、参加者全員がとても協力的で、驚くほどスムーズに会議が進行したのです。一緒に参加していた同僚も、予想外の展開にびっくりしていました。

詳しいことはわかりませんが、「意図をする」ことで、発する言葉や話し方、醸し出す空気が変わるのではないかなと思います。その空気が相手にも伝わって、場の雰囲気が変わっていくのかもしれません。

仕事に限らず、子どもとの時間やパートナーとの時間にも良い効果をもたらしそうですよね。これからは、1日の場面ごとに区切りをつけて、もっと意図していこうと思いました。

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