見出し画像

木村拓哉さんのドラマの中で、やっぱりこれが一番好き。「眠れる森」

10月から始まった新しいドラマに注目する中、TVerで、懐かしいドラマが配信されているのを見つけました。

眠れる森は、1998年に放送されたドラマです。リアルタイムで観ていました。謎が謎を呼ぶ展開で、放送が終わると、次の回が待ち遠しくてたまらなかったのを覚えています。

今は、真相を知った上で観ているわけですが、それでも面白いんですよね。登場人物の表情や発した言葉が、何もわからずに観ていた頃とは、全然違った意味を持って見えてきて、ハッとさせられるのです。

細かい部分は忘れているところもあるので、1998年当時と同じように、早く次の回が配信されないかなと心待ちにしています。

木村拓哉さんのドラマを数えきれないくらい観てきました。木村さんが演じる、明るくポジティブで、逆境にもめげない強い信念を持ったキャラクターは、観ていて元気が出てきます。文句なしにかっこいいです。

だけど、影があって、繊細で壊れそうな雰囲気を持つ、「眠れる森」の伊藤直季が好きです。憂いを帯びた表情が本当に美しい。十数年、実那子を見守り続けてきた、直季の一途な思いに胸を打たれます。かなり屈折しているけれど、紛れもなく純愛だと思うんです。

実那子も最初は不気味がっていましたが、だんだんと直季のことが気になり始めます。ミステリーだけど、心の奥深いところで通じ合っていく、ラブストーリーのようにも感じられるのです。

竹内まりやさんが歌う主題歌「カムフラージュ」が、2人のことを歌っているようで切なさを募らせます。

改めて観てみると、ドラマで主題歌が流れているときの映像にも、真相が暗示されているんですよね。

今、TVerをチェックしたら、また新しい回が配信されたみたいなので、これから観たいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集