ヘッドスタンドができるようになるために、ヘッドスタンドの練習をしなかった3年半はヘッドスタンドに繋がったのかどうかの考察
結論から言うとYESだと思う。
何をしていたかと言えば、他の様々なアサナを深めていたり、細かい体のすみずみまでの使い方を緻密に修正していたり、クラスを受けてくれる方に対して必要と思われるアサナの組み合わせを考えたり、日々マントラを唱えたり、呼吸法や瞑想をしたり、反省しつつヤマニヤマを実践したり。
ヨガの人生を歩むと決めた、その自分の生き方をただまっとうしていたつもりなんだけどね。
で、それらはすべて統合されて、私の手にヘッドスタンドが落ちて来たんだと。
例えば、弱かった三半規管は様々なアサナを通じてだいぶ強くなってきた。呼吸と姿勢を常に意識する事で、下腹部を引き込む力が身についた。拇指球を意識して歩行・生活することで、内転筋に力を入れる感覚を養えた。瞑想や呼吸法を行うことで、いつでも焦る事なく今自分がなすべきことが何なのかを考え、行動する力をつけることができた。ヤマニヤマの実践で、心身を浄化することができ、ないものねだりしないで自分にあるものに感謝出来るようになったり、自分や人に優しくなったり、欲張らず、むやみに欲しいものを奪取するような精神がなくなった。
遠回りしているようにみえても、ちゃんと今すべき事を行い続けていれば、必要なものは必ず手の中にくる。そのタイミングはきっと、必要な要素が自分にそろった時なんだろうと思った。
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