『ひゃあっ!遅れるぅーっ!ところが大逆転?ピンチは諦めなければ良い方向に転がる?』
ピンチっ!
13時に始まるのに、
駅から全速力で走っても…
到着は13時20分になってしまうっ(;ω;)
間違えたっ!
ドジっ!!
13時半に始まるお茶会は
30分前に現地に到着したいので
スケジュール帳に13時と書いている私。
その日も、
『13時 建仁寺』と書いてあったので、
始まりは13時半だとばかり思っていたのです。
ところが!
その日に限って、
スケジュールをよくよく見たら…
『13時ちょうどに始まるお茶会』ではないですか!!
その上、時間の間違いに気付いたのは…
京都に向かう電車の中っ(@_@)
ガーーーーーーン。
どう頑張っても間に合わないっ!
京都河原町から建仁寺の両足院まで
全速力で走ります。
ゼイゼイ言いながら
なんとか13時10分に到着。
ところが!
あれ。
お茶室で待っていてくれたのは
お友達1人。
ほかの人は誰も居ません。
え。
な、な、なんと!
その時間の予約は…
奇跡的に私たち2人だけ( ^ω^ )
貸し切り状態の贅沢なお茶席になったのですっ♫
新緑が輝く美しいお庭に向けて開かれた茶室を
独り占めです!
汗だくで走って来た自分が嘘のよう。
打って変わって、
静かな時間が流れ始めました。
ご亭主は中山福太朗さん。
建仁寺塔頭の両足院の茶頭です。
お茶会があった5月の両足院と言えば…
国際的な写真祭KYOTO GRAPHIEの会場の1つです。
1729年にランスで創業した
世界最古のシャンパーニュ・メゾンである
ルイナール。
KYOTO GRAPHIEのスポンサーでもある
そのルイナールのメゾンに
写真家の柏田テツヲさんが滞在して
撮影した写真が展示されていました。
お茶室のしつらえも…
お軸は柏田さんの作品で
ルイナールのシャンパンが飾られていました。
炉端はなんと石!
なかなか斬新ではありますが、
開け放たれ、
自然の中に溶け込んだお茶室にはピッタリ。
お釜のかんつきは蟹。
蓋はエビと言う可愛らしいお釜です。
爽やかな季節に似合う
福太朗さんらしい清々しいお道具組でした。
ゆ〜ったりと流れる時間の中、
茶器の話、ルイナールの話、文化の話…
思いつくまま自由に楽しめる
本当に贅沢な時間でした。
※おまけ※
両足院のお隣、西来院で
新しいお庭が公開されていました。
こちらは、
山門を入って直ぐのところに
『ブルーボトル コーヒー』のトラックが停まっていて
美味しいコーヒーを飲むことが出来ます☆
建仁寺を開いた栄西禅師は
日本にお茶の喫茶文化を広めました。
ご住職の発案で、
現代人の喫茶文化の一役を担う
コーヒーを採り入れる事になったそうです。
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