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親子旅 京都 「ここがハッピーエンド」

「ゲストハウス京都コンパス」に泊まりました。
ここは2年前のコロナ禍、息子が高校生の時に1人で京都へ来て、ランダムに見つけたゲストハウスです。
そこのオーナーのパパさんとママさんが素敵な人で、息子はすっかり大好きになり、今回の京都の目的はママパパに再会することでした。
だから、別に京都でお寺もそれほど巡らなくて良かったんです。なので、観光予定を決めていませんでした。


2年ぶりこ久々の出会いに大歓迎され、母の私も熱くもてなしてもらいました。私が団子が好きという話をパパさんにすると、10時から開く団子屋さんが四条にあるとおうことで夜連れて行ってもらうことになりました。

四条祇園の川端から入ったところのお団子屋、みよしやに団子買いにゲストハウスのパパの運転で連れて行ってもらいました。並んでオーダーしてからひとくしづつ焼き上げます。きなこ付きか、無しで。1くしにお団子は4つ。一本130円也。
宿気持ち帰り皆んなで食べてめっちゃ楽しいです💓
宿泊者メンバーは中国人2名、私たち親子、アメリカ人一名、日本人3名。
常連さんや、地元民、同志社のオープンキャンパスに来た学生さん、日本人客もなかなか面白いです。

このお宿、ゲストハウスのママが55歳になって始めたお店だそうです。10年前はげすとは京都に300軒しかなかったそうです。
今では3,000軒あるそうです。

ママの深い人生、ママがあまりにあっけらかんとして笑いで受け取める姿に、こういう生き方好きだなって気づきました。
ママの魂はとても成長しているんだ。私はまだまだ生まれ変わち成長が必要かなあと。

私の息子のこともよく見ていました。
「DAIGOみたいな軽い喋り方で、見た目は超今どき、なのに繊細で身長で場を乱さないね、あの子」ですって。
お客さんはいろんな子たちがくるけれど、うちの息子みたいなのは初めてだったよ、と。そしてリピートしてくれて嬉しいと言ってくれました。
こちらこそ出会えて感謝です。

私が感じたのは、この宿の空気の流れも、ママさんパパさんの雰囲気もとっても居心地が良く、まるで実家かおばーちゃんちに来た感じってこと。本当に、居心地が良い。初めてきた感じがしないのが不思議。
ここの家の作る安心感が息子にも心地よかったんじゃないかな。
夫婦不仲、親の離婚を見ている息子にとってここの雑多で自由な出入りが多いのに、ママとパパがとても和やかな空間を作り整った場所は居心地が良かっただろうと深く感じたんです。
座敷童子に来て欲しいそうで、おもちゃも沢山準備しています。というか可愛い手作りドールハウスがあります。こんなところもお茶目で大好き。


息子との関係がここまで落ち着くまでの変遷について、
そんな話をママさんにしたら、肝っ玉かあさんに背中をバシッと一発、「なーに言ってんの。良い子に育てたじゃないの」って。
やはり、世界共通 母は強しです。
じわじわーと来ました。
ママさんに苦労は我が家の比じゃないんですもの。

ママさんの言葉。
「ここが人生のハッピーエンド」。
天職を見つけて、幸せの場を得た人の言葉は力強いです。
ドカーンと胸貫きました。
そういう仕事、いや生き方を私もきっと見つけるわ。そう決めた京都でした。
来て良かった。

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