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【子育て】人生で初めての2day宿泊付きディズニーに行って、何やかんやありながらも最高だったって話

ズボラ子育て日記♪
いつでも初心を忘れないという意味で、たまごファミリー!
ワンオペ育児を楽んでやると決めた!
大変→楽しめる!に変換する子育てマインド発動中!

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子供の頃から何度も行った事のあるディズニー!ディズニーリゾートに行く前夜は楽しみすぎて寝れないと言う人がいると思うのだけれど、私がまさにそう。

そしてそれは現在もしっかり変わらず健在だ。30歳超えても楽しみなものは楽しみなのだ。

生粋のディズニーファン!

・・・というわけではないけれど、とにかく、あのモルタルで固められ現実世界からスッパリと切り離されている特殊な世界、『ディズニーリゾート』は今でも不滅の輝きを放っているなあと感じる。あの決して安くはないチケット料金という代償を払ってでも現実世界を忘れるための、一日限りの旅に出たいのだ。

そして、子供を授かった暁には、いつか子供と一緒に行く事を夢見るわけだけれども、そう、ついにその夢が叶う時が来たわけだ。

上の子が『5歳』、下の子が『3歳』の時、私とグラたま(おばあちゃん)と子たま達の4人で行こうと言う話になった。私とグラたまは何だか色々と大変な時期を経たあとだったので、自分達へのご褒美も兼ねて派手に行こう!と言うことになった。

派手ってのは、そう、お泊まり2dayディズニー!!!!

この響きだけで周りに黄金の星くずが溢れてきそうだ。

泊まるホテルもみんなの憧れ、ミラコスタに決定!!

しかしミラコスタの、パークが一望できる部屋は流石にお値段も高かったしそこまで部屋に長居するとは思えなかったので、ちょっとグレードを下げたけれど、なんてったってミラコスタ。きっと素敵でドリーミーな時間を過ごせること間違い無いなしだろう。

と言うことで出発前夜は早めに就寝!

まあ、前述したようにほぼ寝れなかったわけだけれど、ドーパミン放出してるのか何なのか朝も不思議と疲れは感じないワケだ。

歌詞が曖昧なことはつゆ気にせずに『Let It Go』を歌いながら私達一行は車で向かった。高速も空いていたし、ミラコスタの場所も入念に調べてあったので一切迷う事なく無事に到着。

そして目の前に現れた憧れのミラコスタ。脳内でシャランラ〜なんて効果音を流しながらチェックイン。
1日目は『ディズニーシー』へ。
子たま達もおとなしくついてきてくれて、荷物を預けて、パークに入場して、とここまでは非常にスムーズにことが運んだ。

さあ、楽しむぞ〜い!!と飛び上がりたい気持ちを抑え、大人の私がはしゃぐなんてみっともないぜ、とポーカーフェイスを作り子たま達に聞いた。
「まずは何をしたい??」
するとすかさず、上の子『ユニたま』が言った。
「ユニコーンが欲しい!!」
私「・・・!?」

何よりもユニコーンが好きなユニたまは、持参したユニコーンのぬいぐるみでは飽き足らず、さらにユニコーングッズが欲しいとの事だった。ユニコーンもいいけれど、ライドとかショーとかチェックして回ろうよ!と提案するも、
「いや、いい!ユニコーンが欲しい!」
の一点張り。ディズニーにユニコーンのキャラクターなんていたっけかなぁ?と必死に考える私をよそに、ユニたまはとうとう
「ここにユニコーンがいないなら帰る。」なんて言い出した。ついてから10分しか経ってないのよ!

ちょっと待って!夢だった2dayお泊まりディズニーがオジャンになる!何よりも10万円近くの支出がパアになってしまう!
生々しい数字が駆け巡るところが、何とも寂しい大人になったなと思わざるを得ない。でもユニコーンがいないという理由で引き返すわけにはいかないのだ。

よし、ユニコーンを探そう、と言うことになり、祈る思いで近くの売店スタンドに目をやると・・・

いたー!!!!!

トイストーリーに出てくるユニコーンのおもちゃ『バターカップ』のパスケースが、ニコニコと私たちに笑いかけていたのだ!
バターカップよ、あなたの存在がどれほど我がファミリーの希望の星となったことかあなたは知らないだろう。文字通りあの笑顔に救われた瞬間だった。

あ、笑いかけていた、なんて書いておきながらよく見ると口はついていないようだ。

ま、いいや、細かいことは気にしないでください。

無事にユニコーンを買うことができたので、ユニたまもニコニコになり、気を取り直しパーク内のジャーニーがスタートした。

子たま達も小さかったので派手な乗り物に乗る予定はなかったが、私はグリーティングやショーよりもライド派だ。手始めにマーメイドラグーンの『スカットルのスクーター』に乗ることになった。ティーカップのようにぐるぐる回る乗り物だ。

そこまで並ばずに乗車。そしてライドが動き出すと、ユニたまはゲッラゲラ笑いながら乗っていたが、下の子『パンたま』は動き出して30秒ほどした後に、「もういい!おりるからとめてー!」と叫びはじめた。
なんとな!それは無理〜!!あと少しで止まるからと必死に説得するも、立ちあがって飛び降りようとするではないか!
だめ!危ない!と何とか終わるまで抱きついて、耐えてもらうしかなかった。

そしてパン玉にとって永遠と感じたライドはやっと止まり、降りたパンたまは言った。
「もう帰る・・・。」

今度は君かー!

この先どうなるのだろうかと不安に思いながらも、いや、私は大人だ、本当にどうしても、どうしてもだよ?どーーーーーうしても帰りたがるようであれば、そこは聞いてあげなければと腹を括った。もうちょっとだけ見てみて決めようと言い、アリエルのプレイグラウンドに行ってみると一転して走り回って楽しんでくれたので何とか帰らずに済んだ。

そこからは基本的に小さい子供用のところを回ったり、パレードを楽しんだり。

ユニたまは小さい子用のジェットコースターが特にお気に入りで何度も乗り、パンたまはパレードがお気に入りだったようだ。

コロナ真っ只中の時に行ったのだが、パレードのフロートに乗るキャラクター達の間にもアクリル板はしっかりと立て付けられていて、ちょっと現実を垣間見てしまったけれど、大人になってからみるパレードも結構素敵だった。

余談なのだけれど、子供ができてからは、どうもディズニーに行くと、そこかしこのタイミングで涙ぐみそうになることがある。そこまで大ファンというわけでもないのに何でだろうと考えた時に、きっと自分の子供時代が重なるんだろうなと思った。私も子供の時には、しょっちゅう連れてきてもらっていた。パーク自体が楽しいというのももちろんあるが、家族一緒に行動して、同じものを見て、笑って、非現実の世界を旅した後にヘトヘトになって。

私たちは「かけがえのない時間を濃密に共有」していた。

家族や仲の良い友達と、その濃密な時間を共有した記憶が蘇り、ソレが自分の中の『素敵』に蓄積されたのだろう。私はそんな『素敵』を、宝物を受け継いでいくかのように自分のこども達とも共有できることに、とてつもない幸せを感じるのだと思う。その幸せは到底言葉に表せられるような簡単なのものではないからこそ、何かをきっかけに時折湧き上がってきた「ソレ」は、涙となって溢れ出そうになるのだと思う。

まあ、ポエマーチックに感傷に浸るのはこれくらいにして、ぜひ憧れだったミラコスタの感想を書かせてもらいたい。

一言で言うと・・・。

ホテルの部屋に泊まったって感じ!!

そらそうだろ!とお思いの皆さん、まあ、ちょっと聞いて欲しいのだ。
多分ディズニー感が思いのほか薄かったのかもしれない。シックな感じで大人向けな装い。ちょっとハードルを上げすぎていた部分があったようで、入った瞬間、ディズニー感はそこまで感じず、そして驚くような仕掛けがあったわけでもなかったのでちょっと肩透かしを食らった気分になってしまったのかもしれない。

まあ、実際ホテルなのだから何を期待していたのか、自分でもわからない。

でもホテルとしては素敵でよかった!なので、ホテルに泊まった!と言う感想に行き着くわけだ。

それは良いとして、私達は一番端の角部屋があてがわれたのだが、そこがまたエレベーターから何とも遠く、疲れ子たま達を連れて部屋を探していた時は永遠に感じたものだ。永遠はお話のハッピーエンディングだけにしてくれると嬉しい。部屋までの距離に永遠は求めていないのよ、なんてね。

まあでも、グレードを下げて予約した事にはこう言うことも含まれるのだろう。なのでそれも良いとしよう。パークを一望できなくてもやっぱりディズニー、夜のパークのどこかしらは見れるだろうとカーテンを開けてみると・・・

窓がほぼほぼ全部、謎のオブジェと看板に覆われていて、ほとんど見えない!!ソファに登って頭の位置を工夫しながら、まるで石原裕次郎みたいに隙間から目を細めてたら、ちょっとだけ謎の樽やら街灯やらは見えるけど・・・。でも、どこかの建物の側面だからディズニー感ゼロ!まるで想像力で物を見る力が試されているような感じだぜ。
お前にはパークが見えないか?未熟者め!心の目でみよ・・・。とでも言われているようだった。

夜にはグラたまと労いの一杯でも飲みたいね、という話になりルームサービスでワインを頼もうとしたが、一本9000円・・・!
ん〜!ここでも経済力が試されてるのか!?
挑まなきゃ我々の負けかなこれは、とも思ったが、やっぱちょっと高いね、と断念。流石ミラコスタ値段。今回は負けを認めよう。(別に勝ち負けじゃない。笑)
ケチな私たちはもし次回があるならば、その時は持参しようと決めたのであった。(おい。)

でも、ミラコスタに泊まっているんだと言う優越感とシックな内装は素敵だったし、その日一日の振り返りに花を咲かせられたので、なんだかんだ言いながらも、とても楽しい時間を過ごせた。

次の日は『ディズニーランド』へ行き、存分心ゆくまで楽しんで、最終的には満足で帰ってきた私たちなのであった。

パーク内でも色々と面白いことは起きたのだが長くなってしまうのでここらへんで終わりにしようと思う。気が向いたらパーク内での様子もいつかアップしようかな!

こう書いていると、また行きたくなっちゃうなあ、ディズニー⭐︎

素敵な一日になりますように!

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奈緒美フランセス
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