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【UoPeople】大学に・・・図書館ある?【University of the People】

大学は「本・論文を読むところ」だった

大学生時代を思い出すと

私は某教育大学に通っていました。
心理学を勉強したいと思っていたので、心理学コースに進み、卒論も家族心理学をテーマにして、書きました。
まずテーマを決めるために、「〇〇心理学研究」みたいな論文集を大学の図書館で読み漁り、
コピー代を支払ってコピーし、
「読んだけど、やっぱなんか違う」と感じてまた別のものを探し、
コピー代を支払ってコピーし、
何本かに一本「ああ、これいいかも」なんて思って先行研究としてストックする。
で、また探して・・・
書籍も探して・・・
取り寄せをお願いしたりして・・・
そのうちテーマも決まってくるわけだけれど、それはそれでまた別の先行研究が必要になって、また図書館に・・・
そして図書館からCiNii(でしたっけ?)に接続して論文を読んで・・・

とまあ、大学3年の後半くらいから、徐々に図書館に行き始め、
大学4年の教員採用試験の後からは猛烈に図書館に通いましたね。
そこでしか得られない情報があったからです。
ですから、大学での学びといえば、「図書館で論文を読む」という活動は外せないものでした。

15年前だと、まだそこまで「学生×ネット環境」は良くなかった

先人たちに比べたら、だいぶ恵まれていたと思いますが、
私が大学で論文を書く頃は、まだケータイはガラケーだけでした。
PCは持っていましたし、レポート課題も何も、かなりのものはワードで作成しました。一部はオンライン上で提出でしたね。
しかし、「印刷して教授の研究室前のボックスに〇日▲時までに提出」なんていうのもまだまだあった時代で、今となっては考えられない方法でした。
だって、なくなったりしたらどうするんでしょうかね。
mixiがSNSとして大学生の中では流行り、
「それってあなたの感想ですよね」のひろゆきさんが2ch管理人で
「電車男」が流行っているくらいの時代です。
学生時代に見たニコニコ動画のMADだの弾幕職人の名作だのは、私のデジタル分野での青春ですね。
YouTubeもありましたが、今のようにYouTuberが華やかに盛り上がっている状態ではありませんでした。
そもそもみんなガラケーのカメラを持っているくらいで、動画をネット上に上げる、なんて行為はそんなに当たり前ではなかったのです。

脱線しました。
つまり、そこまで「学習が全部ネットで完結!」という環境ではなかったのです。
ですから、図書館にリアルで行き、そこに籠り、寮に帰り(あるいは研究室に行き)、朝を迎え、また図書館に行く、というのが「大学の勉強」という感じだったのです。

University of the Peopleは図書館があるのか

リアル図書館は無いです。

すべてオンラインで完結する大学・大学院なので、紙でできた本を手に取って読んだり、貸出カウンターで貸し出しカードを利用して論文集を借りる、というようなことはありません。
でも、本は相当数読めるし、検索できるし、その気になれば印刷もできます。
University of the Peopleの中には、オンライン図書館があるのです。

University of the Peopleの図書館に行くには

学生でないと入れません。

UoPeopleのマイページに入り、Resourcesから入っていくと、

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